CL round16 PSG vs レアル・ソシエダ/燃えていたパリとオレたちのタケクボ
あれが巴里の灯だ
シーズン後半戦に突入し、遂にやってきましたチャンピオンズリーグ決勝トーナメント!!
まさかのアジアカップ敗退で早々にサン・セバスティアンに帰ってきた我らがタケクボ。たぶんイマノルはポイチの藁人形作ってたと思う。
イマノル「帰ってこ~い。早く帰ってこ~い。アジアカップなんかよりチャンピオンズリーグの方が重要だろ~?帰ってこ~い。早く帰ってこ~い」
ラ・レアルについては近いうちに取り上げようと思ったんですけど、この試合めっちゃ面白かったんで取り上げます。舞台はパルク・デ・プランス。
俺たちのタケクボとオレのデンベレ
■ソシエダのパリ陥落作戦
ヒトラーかよ!!
イマノルのビルドアップは、ウイングにアイソレーション化させるビルドアップで出口を大外に配置する。
イマノルのスタイルにおいてビルドアップの出口になるのはウイングです。右はタケクボと左はオヤルサバルではなくバレネチェア。スピードで抜けられるタイプですね。
ここをアイソレーション化するために他の選手は離れる。確実に1対1になれる状況を作る。これは逆サイドも同様で
中盤がパリの中盤に外へ行かせないようにデコイ。SBも状況によって相手ウイングをヘルプに行かせない。おいデンベレ。
ソシエダの中盤はパリに合わせてほとんどマンツーマン気味に配置される。
ウイングをアイソレするために相手を中に閉じ込める。
最終ラインは横いっぱいに広がって数的優位のまま幅を作る。
この日は相手が3トップだから4枚そのまんまで向かい打つ。
■パリのソシエダ陥落作戦
パリもルイス・エンリケの下で対面構築策やっているというか、なんだかんだデンベレがポイントゲッターなんですよね。そのデンベレを解放させるのがパリの目的。
エンリケのビルドアップは後方に人数を掛けて、前線との間に空洞化を生むモノ。マンツーマンで付いてくるソシエダ中盤勢に対して後方に引っ張り出して、空いたスペースにエムバペとデンベレを入れる。
デンベレが空けた右サイドにハキミが出てきて、その背後にマルキーニョスが運んでくる。CBで幅を獲ることで外での数的優位を作る。こうなるとバレネチェアはハキミに付いていくべきかマルキーニョスにプレスすべきかを迷わせる。
これでパリ最終ラインは右へスライド。ダニーロがアンドレ・シウバを引き連れて、空いたところにファビアン・ルイスが下りてくる。中盤にスペースが出てきたところでエムバペが下りてきた。こういった相手を誘き寄せては引っこ抜いてを繰り返すビルドアップの設計作りに関してはエンリケは上手い。おいデンベレ。
まあ、これでデンベレ解放運動に幕を開けるので、特にル・ノルマンはイエロー貰ったところなんてデンベレに自由を許したことで起きた現象なんでね。
■結局は質か!質なんか!!
エムバペとデンベレという、個の質の破壊力では世界トップクラスに対してソシエダはタケクボが気を吐いたわけですが、ソシエダにはこういった質で違いを生み出せる選手がタケクボしかいないんでね。後半に出てきたサディクはマルキーニョスに完封されたし、対してパリはエムバペとデンベレ以外にバルコラという若手が出てきて局面打開力を見せつけた。これが2-0の差をつけた決定的事象でしょう。組織力ではお互い互角だったんだから。
くそ~~~!!結局は個人能力か!!デンベレ~~!!普段消えてるときは徹底的に消えるくせしてハイライト動画には必ずしっかり移りこむちゃっかりさんめ!!
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セリエAやるとか言って全然作っていないんで、いや作っている差中なんですけどあまり出来栄えは良くないんでもうちょい時間掛かるかも。それにしてはこの数週間出来事多すぎだわ!!ここで一発バルサに行くか!!それともレアル行くか!!
Thanks for watching!!
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