カミーノ巡礼-フランス人の道-Day:29
From: Trabadelo
To: Hospital de Condesa
24.3km
6:30出発。今日は山を登り下り。
霧の中の山を歩くの気持ちいい。細かく街が点在してて、平坦な道がしばらく続いた。
9kmぐらい歩いたら、霧の中から急に山にかかる道路があらわれて、なんかぐっときた。すぐ近くのカフェ入って眺めてコーヒー飲んだ。
La Fabaまでの道が泥道の急な上り坂で、今日イチしんどかった。
斜面に木漏れ日があたって、露できらきらしててまるで展示されてるかのようにすごく綺麗に咲いてる花があったのに、必死で泥道のぼってる最中に立ち止まってスティックから手はなしてカバン開けてカメラ取り出すとか無理だった。道狭かったし。でも撮りたかったな。
La Fabaついて水飲み場で上がった息が落ち着くまで休憩。雨降り始めたからレインコートとか準備。猫が懐こかった。
またLa Lagunaまで上り坂。ここもしんどかった〜いろんな道があったけど泥道で牛のフンが一緒にベチャってなってるとこたくさんあって牛は!可愛いけど!!!道にフン落としてくのは!受け入れられん!!!って思いながらのぼってた。どんどん景色良くなるのにカメラをバックパックの中にしまっちゃってたから写真とれないの悲しかった。
La Lagunaでカフェあったからオレンジジュース。もう雨降らなさそうだったからカメラとかのサブバッグ取り出した。
そこからの道はそんなにしんどい坂じゃなくて、晴れてきて景色も綺麗で歩いてて気持ちよかった。
泊まるところがたくさんある街に着いたとき、18.5kmか〜意外と足元気でまだ全然歩けるな〜って思って歩き続けることに。昨日の疲れが残ってなくてよかった。
それまでは結構ひらけた砂利の山道とかだったけど、今度はわたしの好きな森の山道で、影で涼しいし木漏れ日が綺麗だしふんふ〜んってご機嫌で歩いてた。アップダウンが結構あったけどもう下り坂は大体小走り。
5.7km登ったり下りたり繰り返して、目星つけてたアルベルゲ到着。13:00オープンでついたの13:20ぐらい、1人目。18人収容で最終的に泊まる人は8人だけだった。寝るためだけの場所って感じ。山だから景色いい。
キッチンあって、コンロも電子レンジもあるのにコップも調理器具類も何もなくて、コーヒーすら飲めない。近くになにか買える店もない。なんでキッチンあるのか謎。
シャワー浴びて、天気不安だったけど乾燥機あるから使えばいいやと思って服洗った。洗ってる間も山きれいだな〜って見てた。隣の芝生に猫がいて地面をずっと眺めてた。あと3匹ぐらいニワトリも放し飼いにされてた。猫は何もしないんだな〜。
1軒だけあるレストランに入ったのが15時ぐらい。大きいミートパイとビール。美味しい!ってわけではなくて、普通にコースランチにすればよかったかなって思ったけどその半額ぐらいにおさまったからよし。
アルベルゲ戻って日記書いて、爪切って。ゆっくりしてた。
ルーマニアのおじちゃんに話しかけられておしゃべり。大学教師をしてて、何度も日本に出張にきたことあるらしい。東京はもちろん札幌も秋田も京都も奈良も行ったって。カミーノは3回目で、ラスト100kmは人多いしそんなに景色がいいわけでもないから、どこかスキップしてコンポステーラの後の道Finisterre岬まで歩いた方が景色いいよってオススメされた。
Stay at : Albergue de peregrinos de Hospital da Condensa
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