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カミーノ巡礼-フランス人の道-Day:23

at Leon

初めての休養日。みんなの準備する音でいつも通り起床。サンディージョンにバイバイして、アレックスにもバイバイして、少しゆっくりしてからカフェ。
朝すごく寒かった。トルティージャ1/4サイズ食べてカフェオレ。満腹。店が混んできたからバックパックだけ置かせてもらって店を出た。

修道院まで行ってみたけど開くまで40分ぐらいあったから川沿いでゆっくり。太陽でてきて日影じゃなければ暑いぐらい。
10時から開いた修道院。無料で入れて綺麗だった。いつか隣のお高いパラドール泊まりたい。

Leonは飲み物頼むと無料でタパスがついてくるという天国なので今日ははしご!まず1軒目のバーCamarote Madrid。1杯目のタパスは揚げポテトという名のポテチ。2杯目のタパスはパエリア。

2軒目のバーLa Trastienda del 13。パンの上にチーズとサラミ。めちゃくちゃ内装おしゃれで素敵だった。

3軒目のバーFlechazo。ここのタパスも揚げポテトだけど分厚くて辛いパウダーかかっててビールすすんだ。

14時からガウディーの建築物でミュージアムになってるCasa Botines。ガラス可愛かった。

暑くなってきたから休憩しにホステル戻った。YouTubeみたりルームメイトたちとおしゃべり。
2ヶ月かけて1000km以上歩くフランスカップルは普通にめちゃくちゃ羨ましい。あとサンディージョンとか他の夫婦で来てる人たちみても、支え合えるパートナーがいるのいいなあって思う。
大きなサッカーの試合が21時からあることを知る。だから街中でユニフォーム着てる人多かったのか。Barがめちゃくちゃ大騒ぎになるから知れてよかった。
アイルランドのおじさんが「17時半からホステルが教会つれていってくれるの昨日行ってよかったよ」って教えてくれた。
あと「クレイジーなBarが嫌で少しスペシャルな時間を過ごしたいなら、レオン大聖堂で20時から合唱コンサートがある」って教えてくれた。昼間に大聖堂みに行って入場料とられるのが嫌で入らず、周りぐるーってしてたら大人数がぞろぞろ入って行くのを見かけて、しれっと付いて入ったら合唱団の人たちが練習にきていて、練習してる間の数時間出られなかったらしい。何してんだ。でも「ファッ○ンアメイジング!」っておススメされた。

17時半からの教会。隣の庭とかもいろいろ案内してもらえてよかった。案内してくれた人チャーミングでおもしろかった。アメリカの顔見知りおばちゃまたちと再会。教会でもらったらマリア様のネックレスつけていて、初めてわたしがそれをいつのまにか失くしていたことに気づいた。

そのまま4軒目のバーFour Lions Brewery。ここが一番好きだったな。自家製ビールつくってて、どれが軽い?って聞いたら2種類味見させてくれて、大量の生ハムがタパスについてきて。そして美味しかった!
合計4軒で1600円ぐらい。幸せ。1杯だけ飲んですぐ店移動できるの良い。レオンに住みたい。

20時にレオン大聖堂。昨日は見るだけのために7€払ったのにコンサートなら無料で入れて合唱も聞けるという仕組みすごい。

合唱はじまってすぐ、歌声の美しさに勝手に涙が流れた。意志とは関係なく、ただただ流れてた。モンセラットで少年団の合唱きいたときも涙でたけど、今回1時間以上あって、これ止まらないもんだな〜と思った。祝福されてる感覚がずっとあった。
たまたまカミーノに由縁する合唱団だったこと、わたしが今日歩かないでレオンにまだいること、おじさんが練習を聞いたこと、おじさんとわたしが同室だったこと、コンサートがあるって教えてくれたこと、たくさんの偶然が積み重なってここにいられることのすごさに感謝するしかなかった。
終わって大聖堂でるときに、これ忘れたくないな〜でも忘れちゃうんだろうなって思ったら感傷的になって泣いた。

帰りはちょうどサッカーの試合が始まる前。テラス席にたくさんテレビ設置されててみんな集まってた。これからめちゃくちゃ盛り上がるんだろうなと思いながらそそくさと帰った。

ホステル戻っておじさんに教えてくれてありがとう、本当に美しくて素晴らしかったって伝えながらまたぐずぐず。俺もタフガイだけど泣いたよって。そうだよね、これはしょうがないよね。

Stay at : Albergue de Peregrinos "San Francisco de Asís"

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