やわらかな絵のくせに重いテーマを突き付けてきおった…ちょびっツについて
ちょびっツって予測変換に入っているのがスゴイ。青年誌での連載ということで、エッチなシーン3倍増しでお送りしている漫画であります。
読み返しての感想
猟奇殺人!
19歳、老けてる。
人型パソコン、違うけど攻殻機動隊のサイボーグみたいな…
ただエッチなだけじゃなかったんだよな、これ…
結構なシュミだぜ
姉ちゃんのパソコン
伝説のパソコン…イイじゃねーか、カッコイイじゃねーか
つまりAI?
下着をネットで買えなかった時代!
確かにPCが手書きしてくれたらかわいい
絵本よく出てくるなー
デウカリオン!
あれ?なんとなくエヴァみたいな…
家電は逆らえないもんな
いい奴!!
楽しいけど悲しい。
そう、エンジェリックレイヤーとつながってるんだよな。楓ちゃん、若くして死んじゃうなんて…辛すぎる
柵歪まねえか?体重で!
みてるぞ…
かけおち野郎だ!ここ鮮明に覚えてるシーンだ
そう!不倫はよくない泣 でもこの夫は殺!
すごい部屋。攻殻機動隊かよ
とりあえずコードたくさんあったら攻殻機動隊と思っとく
この二人、神威と封真っぽいなと昔思ってた。ジータとデルタ
パソコンと結婚!
パソコンも中身が二人!
いいコンビだな、チビPC
パソコンと比べられたらキツイ
こっこれはCLAMP学園探偵団の…
地下~~~~!
幸せになってもらおうぜ。
そう…相手が機械でもこちらには心があるから…
幸せの形は一つじゃない。
三原博士―――――!いっちゃん!
抱けなくても、子どもができなくても!
琴子いい味出してきた。
ハッピーエンド!!
ヒトでないものがヒトに愛される
ヒトでないものがヒトを愛する
人間にとって都合のよくない存在でも愛していられるか
全てのパソコンが三原博士の子どもなんだな
ロボット三原則!!
全体について
パソコンが人型になることってあるのか…?と当時は色々考えた。つまり人型ロボットだけど、現代でもまだこの漫画に出てくるようなのはお目にかかれていない。ロボット三原則に縛られないようにしたいと願った、いっちゃんの祈りに乾杯。
人を愛すること
何だか重い見出しをつけてしまった。パソコンと結婚したり、パソコンといい雰囲気になっている方々が多く出てきて、今はちょっと怖いなと思う部分もある。パソコンを好きになるのがいけないわけではなくて、そのパソコンに対する感情は、全て自分の好みに合わせてくれて、文句を言わなくて、便利で浮気もしなくて、自分がなんでも思うようにできる、人間にとってストレスを与えない、都合のいいものだから好かれていないか…ということが懸念されるのだ。
裕美ちゃんがパソコンと比べられたら敵わないと泣いていた、そのことを思うとドキッとする。
たとえば、キャバクラやホストクラブに行ってハマってしまう心理に、こう…普通の恋愛では難しい、自分にとって都合のいいことしか言わない存在だから、というのがあると思う。金をもらっているから色々褒めてくれて上げてくれるわけで、それは最初は誰もが分かっているはずなのだが、だんだんそのセンサーがいかれてきて、まるで本心からの言葉だと錯覚してしまう。キャバクラやホストクラブは極端な例だけれど、人間関係で、相手が合わせてくれるから、こちらを常に優先してくれるから居心地がいいのに、それをお互いが自然体でいると錯覚している時はないかと。
パソコンが話す内容も、微笑んでくれるのも、私のことが好きだからなのだと錯覚してしまっていないか?と思ってしまうのだ。
ちぃは本須和くんを好きになって、両想いになったわけで、ここがなかなか線の引きどころが難しいのだが…。
もちろん、現実の人間との付き合いは楽しい部分ばかりじゃなくて、喧嘩したり、思うようにならなかったり、こちらの好意に答えてくれなかったり、家庭で暴力があったり…と辛いことや苦しいこともある。相手から傷つけられて、自分も相手を傷つけて…、相手を傷つけたと落ち込んで…。
DVとかストーカーとか、そういうヤバい関係になってしまうリスクが0のパソコンは、安心で安全で…。
もちろん、相手がパソコンじゃなくったって、相手が何でもやってくれる便利な人だから好き、ということは割とその辺に溢れている。
ただ稔くんが言ったように、楽しければ楽しいほど悲しい時間があると傷ついていた、あのシーンを思い出してしまうのだ。
パソコンを愛してはいけないわけではない。が、本当にそれでいいのか、人間よ、と問いかけたくもなるのである。
本須和について
いいヤツ。でも老けてる。30歳超えてるかと。なんだかんだ、本当は19歳なんて子どもよね。
新保くん
こいつもいい奴。先生と駆け落ちするなんて今時ロマンがある。
千歳さん
普通そうに見えて本当は一番普通じゃなかった。
店長
人生、出会いあり、別れありだよな。
裕美ちゃん
胸だけの存在じゃなかった。重いテーマを提示する役割があったんだな。パソコンと比べられたら勝てないって叫び、悲しかった。
稔くん
必ずいる金持ち枠。楓様の弟だったとはな。あんなに美人の優しい姉貴がいたら、パソコンで再現しようと思っちゃうだろうな…。
清水先生
どうしてそれだけ飲んで普通に仕事できるのか。
ジータ&デルタ
政府のパソコンのくせにイチャイチャしてあまり仕事してない印象(笑)
結びに
ともかくも、CLAMP先生の人でないものへの優しさを感じる作品でありました。
ちぃと本須和くんには末永く幸せになってほしい。
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