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品のない男性

綺麗な言葉を遣い、所作が美しい女性は上品で素敵です。
男性も同じく、汚い言葉を遣わず、物や人を丁寧に扱い、所作が美しいと
品のある素敵な男性です。

もちろん品のある人の方が好かれますね。
ワイルド系な男性でも、品がなければただのガサツな男性に見られます。

女性が求める『品』はどんなことでしょうか。
私が一番感じているのは、その人がよく使う言葉です。
例えば女性を『女』と言ったり、他人を『あいつら』と言う人は品性を感じられません。
相手が言葉の伝わる人であるかぎり、お互いを尊重すべきであると思います。誰かが偉かったり、誰かが正しいとは誰も判断できませんし、すべきでもないので、人を蔑むそうな言い回しはしてはいけません。

学生や社会人として半人前の男性が、カッコをつけて『あいつは大したことない』とか、『あんな女とは付き合えない』などと言っているのを聞いたことがありますが、とても幼く聞こえます。
相手も『あいつは大したことない』、『あんな男は無理』と言っている可能性もありますね。

遣う言葉は自分を映す鏡だと自覚することが、品を身につける第一歩です。

ネガティブな言葉を思い浮かべるだけでネガティブな感情が芽生え、
他人に対して否定的な言葉をイメージ付けると、ずっとそのフィルターがかかってしまいます。

私たちは常に自分とのセルフトークを頭の中で行っているので、実際に口に出している言葉が、普段その人が考えている言葉です。
物心ついてから、自分で見て聞いて、言われて来た、自分の知っている言葉がその人を作っています。
人の悪口や、僻み、妬みなどを常にセルフトークで考えていると、顔つきからそういったオーラがみじみ出てくると思います。
それが品として表れていると思います。

言葉は一度発してしまうと取り消せません。
どんなに謝罪をしても、訂正しても、相手がその言葉を聞いてしまったら無かったことにはできません。
口は災いの元です。

難しい言葉や、流行りの言葉、かっこいい言葉じゃなくても、前向きで明るい、ポジティブな言葉を日頃から遣って、人から好かれる品を身につけましょう!