人と比べる人生
今日は、また少し周りの友達と自分を比べてしまいました。
友人たちは、まるで「要領良さの達人」かのように見えることがあります。僕よりも年収も良く、しかも会話が軽やかで、自然と場を盛り上げているのです。彼らはどんな話題でも難なくこなし、周りを笑顔にするのが上手で、僕が言葉を探している間に、もう次の話題に進んでいることが多いように感じます。お見事としか言いようがありません。
正直、そんな要領の良さには羨ましさを覚えます。どんなことにもスムーズに対応し、自然と周りに溶け込む姿を見ていると、「僕は一体、何をしているんだろう…」なんて考えてしまいます。
でも、ふと立ち止まって考えると、要領がいい彼らにも見えない苦労や努力があるのかもしれません。おそらく彼らも、自分なりの悩みや苦労を抱えているんだろうな…と少しだけ想像してみたりもします。
とはいえ、他人と比べないようにするのは簡単ではありません。自分の道を自分なりに歩んでいるつもりでも、いつの間にか隣のレーンを見てしまう。「隣の芝生は青く見える」とはよく言いますが、そうして周りばかり見ていると、自分の足元がふらついてしまうものです。
だからこそ、自分のペースを大切にしていこうと再び思い直しています。道草を食いながらでも、遠回りしながらでも、自分の歩き方で進むのも悪くない。もし誰かと比べるとしたら、昨日の自分で十分だと、心の中でつぶやいてみます。一応。
いつか振り返ったとき、今の自分の歩みがしっかりと続いていたらそれで良し。そんな気持ちで、今日もまた一歩踏み出していきます。どこか遠くの未来で、自分の歩幅を誇れる日が来ると信じて。