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歌い手&Mix師依頼を「出す」「受ける」という事とは・・・
※私は凄い人でもなんでもないので、偉そうに取れてしまいましたら申し訳ございません。決して上から目線のような意識はないので、お許しください。
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依頼を「出す」「受ける」とは
これはどちらの気持ちもわかります。
依頼を「出した側」いわばお客さんになります。はお金を出しているので全体的な主導権は依頼者の方になるかと思います。
ただここで捉え違いをしがちなのですが・・・
「お金を出したのだから、どんな音でもどんな要望でも最初に払った料金や最初に聞いた料金で全て終わる」
こんな感じに思ってしまうかもしれません。
これは半分正解で半分間違いです。
追加料金など
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正式に依頼を発注、受注をする前の打ち合わせで
「どんな修正でも料金は変わりません」などという約束がされていれば別ですが、そうではない場合がほとんどだと思います。
修正回数とは
これは受けている側の書き方にも工夫が必要ですが、
「修正無制限」「修正3回」
などと書かれていることが多いはずです。この無制限や〇〇回というのを鵜呑みにし過ぎるのはよくないかと思います。
これはあくまで修正なので、録音をやり直したいなどは修正とは話が変わってくると思います。
例えば・・・
<修正と考えられる場合>
ボーカルの補正が終わりました
確認をしてもらいました
一部分だけタイミングをもう少し早めてほしい
などは修正となると思います。ですが・・・
<修正ではなく、やり直し>
ボーカルの補正が終わりました
確認をしてもらいました
サビを録音し直したい
これは修正ではなくやり直し(依頼者理由)になります。こうなってしまうと一度補正をしているデータが無駄になります。
そこに掛けた時間も無駄になります。よってかかる時間が増えます。この場合はたとえ「修正無制限」や「修正〇回」と書かれていてもMix師側から追加料金を相談される可能性があります。
なにが追加料金となるか・・・
Mix師によって考え方はまちまちです。プロレベルの人もいれば、素人の人もいます。(表向きはわからない事が多い)プロならパパっとできるから無料にしている事でも、素人の方は時間が必要だから追加料金が欲しい。
逆に、素人なのでどんなことでも追加はなく受けるけど、プロとしてやっている場合はしっかりとビジネスや見ている視点が違う為追加料金が発生することもある。
という事で、追加料金が必要になるかならなかいは依頼前にしっかりと確認をしておくとトラブルを防げてお互いに気持ちよく終われるかと思います。
依頼を受ける側(Mix師)の心構え
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あくまで私が受ける場合の話です。
私の場合普段はあまり大きく「歌ってみたMixを受けています」という事はX(旧Twitter)に書いたりしません。これは⇩の記事をご覧頂くとその理由が書いてあります。
受けた場合、私は基本的にメインとハモリ補正込みで10,000円~にしています。ですが、まだ本業としてやっていけないレベルの時から依頼をしてくれている方については時に特別料金でやらせて頂いていることもあります。
その場合でも、「手を抜くことはしません」
当然と言えば当然ですが、残念ながら「安いからクオリティは低いです」や「無料なので適当にやります」という方がいらっしゃるようです。。。
私からすると、「そんな適当にやるなら、最初から受けるべきではない」これが私的答えです。
依頼をしてくれた側の気持ちを考えたらわかると思うのですが、依頼者の方はMixが終わったらYoutubeにアップしたりしたいはずです。
それなのに、適当にやれてしまってはとても困ります。それがたとえ無料や格安だとしてもです。
格安でも、無料でもそれで受けると決めたのだから頼まれたらしっかりとやるのが通常だと感じます。
Mixを頼む時
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次に依頼をする側についてです。今度は逆に「安かろう悪かろうになる可能性がある」という事をしっかりと意識しておくのが大切です。
残念ながらそういう方もいるようで、私も何度か相談を受けた事があります。
例えば・・・
「3,000円でお願いしたのですが、納得できる前に納品完了になってしまいました」
などという感じです。
3,000円で頼んだなら、それは人によっては仕方ないかもと感じてしまうところです。
ボーカル補正などでも数時間かかるので時間単価を計算すると、なかなか恐ろしい安さになってしまいます。
お金を払えば何でもやってくれるではなく、できる限りしっかりとした音質で、音程やリズムを練習してからお願いをするのがいいと思います。
音程やリズム(タイミング)のズレが大きいほど、機械的に補正しましたという感じが出てしまいます。
Mixは魔法ではない
Mixというのは、録音した音をよりよくするための工程であり、ダメな録音を直せるわけではないという事を意識しておくのがいいでしょう。
金額やクオリティなどをしっかり確認する
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依頼をする場合は正式に依頼をする前にしっかりと相手のレベルを知る事が大切だと思います。
【依頼をする側】
技術力は高いのか低いのか
どのくらいまで色々な要望に応えてくれるのか
今までどのくらい音楽の仕事をしているのか
など、直接聞いてみてもいいかもしれません。聞いた時にごまかしたり、質問と全く違う内容の返答が来た場合は依頼は辞めた方がいいかもしれません。
目に見えない音を文章で基本的にやりとりを行うので、簡単な質問を的確に答える事ができないと少し不安です。
【依頼を受ける側】
相手がどのくらいのレベルの歌唱力なのか
録音環境はどのくらいなのか
Mixができる音質なのか
これをしっかりと事前に確認をしておく必要があります。録音データを先に確認させてもらうのが一番安全です。
私は初めての依頼者さんの場合は必ず依頼を受ける前にデータを送ってもらいます。そしてMixが可能な音がを判断します。
出来ないと判断した場合はアドバイスをさせて頂き再度録音をお願いします。それでもMixが厳しそうな場合はお断りすることもあります。
無理に受けてもお互いに時間もかかりますし最終的に満足したものにならない可能性もあるので、断ることも必要だと考えています。
まとめ
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色々ごちゃごちゃ書かせて頂きましたが、依頼をする側も受ける側もしっかりと打合せをして最終的に向かう方向を確認しておくことがトラブルを避ける一番の方法になります。
これをせずお互いに「Mixを安くやってくれればいい」「お金がもらえればいい」と簡単に受けてしまうとお互いに後悔することになってしまうかもしれません。
依頼を出すときに心配なら予算を抑えたい気持ちもわかりますがある程度金額がかかってもちゃんとした方に頼むのが賢明な判断と言えます。
依頼をする側も、受ける側も気持ちよくやりとり、取引をして素敵な音源を作っていけるといいですね♪
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