チャーリーとチョコレート工場は、何度見たか分からない映画だ。正直、私が好んで見ていたというより、母の好きな映画だった。 私たち姉妹を女手ひとつで育ててくれた母。 ゆっくり映画を観る暇なんてなかったはず。 そんな母が唯一見ていた映画が、チャーリーとチョコレート工場だった。 内容を簡単に説明すると、ウィリーウォンカというチョコレート大好き男が、生産したチョコレートの中に金のチケットを5枚だけ同封し発売した。 それを引き当てた子供は、ウィリーウォンカのチョコレート工場を見学でき
ずっと欲しくて、でも高いからと諦めてたが、とうとう買ってしまった。 パソコンを... 読書好きの母親の影響で、小さい頃から読書が好きだった。 ハリーポッターは、全部映画よりも先に本で読んだし、本の続きが機になる時は、授業中でも帰りながらでも本を読んでいた。 なので、心のどこかで作家さんになってみたいな、と思っていた。 でも、それは夢とは違う漠然とした何かだった。 高校を卒業し就職してからも、毎月公募ガイドを買って(今は季刊)スマホで送れるエッセイなどを書いては送ってい
この話は、身勝手な両親から離れて暮らす為に、18歳の姉と8歳の妹がある町で2人暮らしする。 私も理佐と同じく、高校卒業と同時に就職したが、慣れない仕事をしながら幼い妹と過ごす大変さは分からない。 作中、理佐はしきりに、周りの人に助けてもらったと話すが、それは理佐と律が理不尽な環境にも文句を言わず、お互いがお互いの事を思いやり生活しているから、周りの人も助けてあげたくなるんだろうなぁと思った。 序盤は、悲しくて辛く、何でこの姉妹がこんな思いしなきゃならんの、と読み進めるのが
辻村深月先生の新刊「この夏の星を見る」 2020年春、コロナが現れてから一変した生活。 正直、コロナを題材にした小説はあまり好きではなくて、小説の中くらいコロナから離れていたいって思っていたんだけど、これは私が知らなかったコロナ禍の話だった。私はもう大人で、コロナ禍でできなくなった事は旅行と外食程度。もちろん苦しい思いもたくさんしたけど、大した事ではなかった。 ニュースで高校野球や色んなイベント.大会が中止になって、可哀想だなとは思っていたけど結局自分には関係のない話で、
「あわのまにまに」で初めて吉川トリコさんの作品を読んだ。 待って、めっちゃ好みなんやけど!!!と衝撃を受け2作目「流れる星をつかまえに」 もう、めっちゃ面白い!! 映画を絡めた短編集で、早く読み切りたいのにこの映画めっちゃ気になる!みたいな事が多々あって中々進まない(笑) どの短編も好きだけど「私の名前はキムスンエ」が勉強にもなって良かった。こういう状況の方がいるのか、、と。韓国映画色々見てみたいな。 吉川トリコ先生のファンになりました!! 次は何読もうかな。
凪良ゆうさんの 汝、星のごとく しんどかった、、途中もうめっちゃしんどくて、何でこんな人生になってしまうんって思いながら読んだけど、すごく良かった。後半、プロローグの会話の意味とか分かっていく感じが面白かった。 「わたしにとって、愛は優しい形をしていない。どうか元気でいて、幸せでいて、わたし以外を愛さないで、わたしを忘れないで。愛と呪いと祈りは似ている。」
西加奈子さんのノンフィクションエッセイ 「くもをさがす」 西さんがカナダでガンになってたとニュースで知った時は驚いた。発売されるのが楽しみで、集中して読みたいからいつ読もうかと決めるのも楽しかった。 西さんの本は面白くてスッと頭に内容が入ってくるから好き。内容は辛いのに、クスッと笑えるからすごい。たくさんの友人が出てきて、西さんの人柄の良さが伝わる。 印象に残った文章はいくつもあったが、クリスティという看護師の「ガン患者やからって、喜びを奪われるべきやない」がすごく印象的だ
初めての川上未映子さん。書店で見かけて気になってた夏物語を読む事に。 読み終えて、これは私じゃ言葉に表せないと思った。何と言ったらいいか、私が読むにはまだ若すぎたとも思った。でも、川上未映子さんにより興味が湧いたし、もっと違う作品も読みたいと思った。 そうなるとは全く予想してないラストで、とても胸が熱くなった。それと、緑子が素敵な大人に育ってくれててすごく嬉しい。
本屋大賞2023ノミネート作品「方舟」 読んだことない設定のミステリーで、出だしから惹かれた。テンポよくて読みやすい! ネタバレにはなりたくないのであまり書けないが、とりあえず最後まで読んでほしい。見事心が抉られました。 てかそんな怪しい建物に入るなよ...
森博嗣さんの本を初めて読んだ。 すべてはFになる、は当時アニメ化された時に見たけど内容覚えてなかったので。 孤島の研究所で世間から隔離されている天才工学博士の話なんやけど、天才って意味わかんね〜!脳の作り見せて!!って思った(笑) ちょっとSFっぽい雰囲気あって好みでした。ミステリーとしても完璧だし、真賀田四季博士のファンになった。面白かった!!
1ヶ月に4冊は読むと決めている。10月最終日ハロウィンの日に4冊目を読み終えた。 金平糖の降るところ 江國さんの文章を読むと、江國さんの書く文章の世界で生きたいと毎回思う。色んな人生を歩めるルールがあるなら、こんな自由奔放に生きてみたい。でも私は臆病だから一度だけでいい。 最近notoサボり気味だったのでちょくちょく書いていきたい。