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英語が話せない僕が初海外でアメリカ横断した話 1

こんにちは。ネコです。
先に自己紹介を。
初海外旅行。
飛行機も初めて。
英語なんてOKしか知らない。

そんな僕が仕事を辞め、一人でアメリカを横断しオシッコが赤くなった話目の前でナイフを持った大男がコ○インを吸った話大麻を楽しんだ話、自由の国を自分の目で見て感動した話。なんかをしていこうと思う。

実際に通ったルート

これからアメリカ横断される方や旅の参考や暇つぶしなんかに見て貰えると嬉しいです。



何故アメリカ横断をする事になったか

仕事を辞めてから次の仕事を見つける間の期間で夢だった海外に行こうと決めていました。
どこに行くか候補が幾つかあったんですが初海外旅行だった僕は「初心者やし先ずはアメリカでいっか」と口を半開きにし適当に決めました。
これが後の人生まで変える決断になるとはまだ知りません。

アメリカでいっか。と決めたもののグランドキャニオンやハリウッド等の西海岸、ニューヨークがある東海岸、ジャズ発祥の地ニューオーリンズ...等どこに行くか迷った挙句、また口を半開きにし「じゃ全部行くか」となったのです。
これが僕がアメリカを横断しようとするきっかけ。


アメリカ横断の準備 持ち物編

アメリカ横断の記事やブログは参考になるのが少なく僕も結構調べた。
このnoteをアメリカ横断の参考にしている方はラッキー。必要な事しか書かない。
先ず持ち物から。
衣服や現金、歯ブラシなんかの必須品は省いて、持って行った方が良いもの、あった方が良かったもの。無くても良い物なんかを紹介したい。



先ずは良かった物、持って行くべきものから。

SIM
これは必須品に含めても良いかも知れないが忘れているのであれば必ず用意しておいて欲しい。僕はAmazonで事前購入した物を使った。
通信会社は様々あるが実際僕が使用したのは「AT&T」という会社の回線。
特に通信が途切れたり繋がりにくい事も無く快適に使用出来た。


これは是非持って行って欲しい。SIMに続きニ番目に出てくる程だ。久しぶりに食べたくなるカップ麺やスーパーのお寿司、買ったら割り箸が付いてくるのを当たり前に思わないで欲しい。持って行かないと僕の様にボールペン2本で不味いカップ麺を食べる羽目になる。

ボールペン
これはカップ麺を食べる為では無い。
飛行機の到着前に入国審査の為の紙を書かされる。これはあったら便利。

Google通訳
Google通訳には言語のダウンロード機能がある。日本語と英語をダウンロードしておけば万が一通信環境が無い状況でもコミニケーションは取れる。ただ使い過ぎには注意して欲しい。折角行ったアメリカで目を見ずに携帯越しで会話なんて非常に勿体無い。例えばお店で注文するなら先に通訳アプリでセリフを入力して覚えてから英語で注文して欲しい。
通じた時の感動は何にも言い難い嬉しさがきっとある。

Googleマップ
こいつも州ごとなんかでダウンロード出来る。泊まった宿やスポットをマークしておけば後から見て非常に良い思い出になる筈。

サングラス
日差しが強過ぎる。欧米人が皆サングラスをしている理由が分かる。現地調達でも良い。

ESTA
この申請絶対やっておけ。
アメリカ横断のブログを見てても観光にビザは要らないとしか書いておらず、呑気にしていると3日前にコイツの存在に気がついた。どうやらこれを忘れると入国出来ないらしい。申請期限は3日前まで。かなり焦った。
いいか、この申請は絶対やっておけ。


必要ないもの


初海外でこれも要るかあれも要るかと詰め過ぎた。季節によるがTシャツは2、3枚で良い。現地で買える。
もっと荷物に余裕があれば買えた服は多かった筈、僕が唯一買った服といえばトランプの顔がデカデカとフロントに描いてあるTシャツ。

今も着ている。

ガチガチに決まったプラン
これは絶対に要らない。自由の国だ、自由に旅しろ。
何があるか分からないし、プラン通りに行く筈も無い。だからこそ面白い。
絶対に行きたいツアーなんかを除けば、予定は当日か前日に決めて行くのが一番楽しい。


次にどっちでも良いが持って行ったもの

地図
初海外で通信が途絶えた時に心配でAmazonで探したアメリカ全土の乗ってる分厚い地図。
出番は無いしデカいし読めない。
ただその日通った道を夜にマーキングして明日はどこまで行こうか。と考えるのが非常に良かった。一枚の大きな地図で構わないので持って行ったらモノとして残り思い出にもなる。

現地で仲良くなった奴に「ここからここまで来たんだぜ」って見せるとリアクション抜群

写るんです
帰ってから現像を待つワクワク。
エモい。枚数考え過ぎずに迷わず撮れ。



こんなところか、ハッキリ言えば日本で買えるものは大抵アメリカでも売っている。足りない物は現地調達でいいのだ。
準備し過ぎず荷物に余裕を持たせて行くのがお勧め。


アメリカ横断の準備 プラン編

先にも言った通りガチガチに決めて行くのは良くない。決して面倒だったからではない!
適当でいいのだ、寧ろそれで会えた出会いを考えると正解だった気がする。
そんな適当人間が一応準備したプランがコチラ

・西から行くか東から行くか

・往復の飛行機

・何で横断するか


この三つのみ。
西から行くか東から行くか問題。
そこまでの違いは無いと思うが、僕の理由はゴールに自由の女神を見たい。
これだけだ、これだけで西から行く事を決めた。そこに良し悪しは無く好きにしてくれ。


飛行機はカリフォルニアに着いてニューヨークから出発する便を取った。この期間で横断の日数が決まる。
僕は20日間で横断したが少な過ぎず多過ぎず丁度良かったかなと感じている。
これ以上多いとしんどかったと思う、20日間でもホームシックになっていた。
本場のトラック野郎はどうやら2泊3日で横断する奴も居るみたいだがそれはハッキリ言って常人には出来ないし辞めておけ。
20日あれば気に入った街に2、3日停泊しても余裕があった。

あとは何で横断するか。
ヒッチハイクや電車なんかの公共交通機関なんてロマンがあるだろうが危険や金の問題がある。一番簡単そうなのはレンタカーだろう。
そこでレンタカーの予約をした。
レンタカーは乗り捨て可能なレンタカー会社が数件ある。(乗り捨てとは借りた場所とは違う場所で返せるシステム。)
僕はHERTZ(ハーツ)という大手の会社から借りた。
ここで注意する事、ネットで予約しているグレードから当日グレードアップを勧められる
断れば別に押される雰囲気では無かった。
僕はセダンを予約してたのに気が付いたらSUV
紹介されていた。
ただ結果的にはそれで良かった。道中に観光名所無い移動日が出てくるのだが1日中運転する事になる。想像以上の苦痛を味わう事になる。
そこで目線の高いオートクルーズ付きのSUVはかなり楽に旅が出来た。
今考えるとセダンではかなりキツかったと思う。
あとトヨタを勧められたが折角なら米国車に乗りたかったのでGMCを借りた。
勿論だが車で横断をするつもりなら国際免許は必須。免許センターですぐ貰える。

20日間の愛車

以上の三つのプランだけでアメリカ横断をした。勿論ホテルやルートなどは全く下調べをせず向かった。


アメリカ横断の準備 予算編

この記事を見て旅の参考にしようとしている方はここが気になるだろう。
先に言うと総額約60万円だ。
ただ現在はドルが高い為、行く時期の経済状況の変化により変わってくるだろう。因みに僕が旅した当時は1ドル110円前後だった。
この記事を書いてる現在は1ドル145円だ。かなり違ってくるので、節約出来る部分なんかも紹介しよう。

60万の内訳
・飛行機往復20万
・レンタカー20万
・現地で使う20万

ざっくりとこんな感じ。

飛行機は初めてで乗り換えや、十何時間のフライトは不安だった為JALの往復航空券を購入した。これは飛行機や乗り換えに慣れている方なら更に節約出来る。

レンタカーはアメリカでは22歳未満だと追加料金が掛かるらしい。当時僕は21歳だったのでかなりの追加料金が掛かりこの金額となった。
年齢制限をクリアすれば少しは安くなる。
乗り捨て料金なんかも追加が掛かるから数社調べて比較するのが良いだろう。

現地で使う現金ここが一番自由が効く。
節約しようと思えば幾らでも出来る。特殊な節約術は次に纏める。
ただ折角なので飛行機やレンタカーの方を節約して現地で使うお金を一番多めに用意しておくのが楽しく過ごせるだろう。
絶対必要な飯代以外にもお土産や自分の経験に変えると良い。


特殊な節約術

第一弾最後は特殊な節約術。
一応言っておくが真似はしなくてもいい。
僕が実践した事を紹介したいと思う。
それでは紹介しよう。長旅において一番節約出来たのは宿代である。
じゃあどうするのか。

・車中泊

・坊主にする

この二つだ。
宿代は飯なんかと違い絶対に必要な物では無いので浮かせることが出来る。勿論安いモーテルもある。ただ経験談は今後書こうと思うが安かろう悪かろうだ
車の中の方が100倍マシなんてモーテルに何回も当たった。
そこで車中泊
ここでも先に書いた通りSUVにして良かったと感じた。車内は広く快適に睡眠は出来る。僕はスーパーの駐車場の端っこに駐車して良く寝泊まりした。特に変な奴が来たりした事は無かった。
心配な方は明るい場所のの近くや、キャンピングカーが近くに居たら近辺に停めると良いだろう。

次に坊主だ。
は?と思うかもしれないがかなり有効である。
車中泊をするにあたって一番の問題は風呂
身体は車の中でシートやタオルで拭き、頭はトイレの手洗い場で洗うのだ。
勿論知らない奴には白い目で見られるが知ったこっちゃ無い。人の目なぞ気にするな。
こっちは生きるのに必死。
何か言われるが英語が分からないので無視だ
唯一クレイジーと言うのは聞き取れた。(笑)
髪が長いと中々大変だろうが坊主なら直ぐ終わる。中々真似するのは難しいかも知れないが僕の経験上これで何日もの宿代を浮かせる事が出来た。


最後に

以上、アメリカ横断の話第一弾でした。
多くの方に見られるのであれば第二弾アメリカで実際に経験した話をしていく。
壮絶で良い経験ばかりである。そっちの話の方がしたい。
noteにはリアクション出来る機能があるのかな?あれば是非。モチベーションに繋がります。
これだけ長い文章は書くのが初めてなので読みにくい部分もあったかも知れないが、最後まで読み続けて頂きありがとうございました。
では。

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