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きらり≒帰ろう?

   (*完全に個人の主観的な感想です)

2021/5/3 「きらり」配信。

配信前にホンダヴェゼルのサイトで散々予習してきたつもりだった。

good groove ! サイコー。
ノリノリでドライブしたいし、サイクリングもいいね👍


でもね。
フルで聴いたら少し印象が変わった。
ノリが良くて疾走感があって気持ちいい、

だけじゃない。

なんでかな?少し考察してみたいと思う。


Good grooveの中に見え隠れするものは?

結論から言うと、この曲を聴いていると、サイコーって多幸感と同時に死生観も見え隠れするように思えたのだ。

前半はネガティブな印象の文節のあとにポジティブな印象の言葉が続く。 

「荒れ狂う」⇔「さらり」
「どれほど朽ち果てようと」⇔「笑いたい」
「戦おうとも」⇔「愛がいい」

後半の畳み掛けるようなメロディラインで高揚感が高まっていく。

そして感傷的とも取れる言葉が続く。
「無くしてしまったものを振り返って」
「時には途方に暮れて」
「迷わずに行きたいけど保証はしないよ」

この前半後半を軽やかなサビ「連れてって 連れてって」がつなぐ。
しかし、このサビの中にも「何もかも捨てて」と、気になるワードが潜んでいる。

そしてシメ。

「新しい日々も 拙い過去も 全てがきらり」

未来と過去を繋ぎ、光が差し込んでいる印象で結びつつ、曲は余韻を残さずスパッと終わる。

ここがスゴく好きポイント。


すごいよ。風さん。

すごいアレンジよ、yaffle さん。

この楽曲に関わった全ての方、ほんまにほんまにありがとう。
永遠にループできます! 感謝です!!


そこにあるのは一貫した死生観?

「きらり」を聴いて

人は誰しも死に向かって進んでいるでしょう?
どういう最後を迎えますか?
その為にはどう過ごしていきますか?
色々あるけど、
みんな等しく 死に向かって生きていくなら、
きらりさらりと 時には ほろりゆらりとしながら
good groove できましょうね

と言われているような気持ちになった。

あくまでも個人的な感想で、きっと今のこの年齢の今のこの状況のワタクシだからこその感想であって、もちろんみんなそれぞれの思いでいいのだ。

そこ。

受け手によって、捉え方の幅が広がる。老若男女問わず、風さんの曲に魅せられる所以と思う。


いろんなことがこれからも、この先もあると思うけど。

荒れ狂う 季節の中も 群衆の中も

風さんの音楽とともに最期の日まで走り続けたいと思っているし願っている。



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