【漫画に見る『胎内回帰願望』】

〜押入れと壺で、ストレス軽減〜

------------------------------------------------------------------

小さい頃、


仰向けになった状態で、


タオルケットを頭まで被り、


両手両足を、前に突き出し、


繭のようにして、


布を内側から撫でる事を、よくしていました。



毛布や、掛け布団では、厚すぎて息苦しい。


タオルケットの光の透け感が、いい感じなんです。


-------------------------------------------------------------------


『胎内回帰願望』と言う心理状態があります。


生まれる前にいた、


お母さんのお腹の中を思い出させるような物に、


安心を感じる心の状態だそうです。


狭い場所、暗い場所、水の中などがそう。


押入れで寝るドラえもんや、


壺に帰っていくハクション大魔王。


2人に共通するのは、


ダメな主人公を助けるというストレスフルな仕事(ボランティア?)


を、していること。


疲れた体と心のメンテナンスに、「暗くて狭い」


押し入れや、壺の中で、休むのは当然です。


画像1


昔のギャグ漫画やアニメのキャラが、


母ちゃんや、ママに叱られると、


家出して、


空き地の土管に寝るのも、胎内回帰願望が、


発動していたためです。


その後、探しにきた母ちゃんやママと、


家に帰っていくけれど、


母ちゃんやママも、


狭くて暗い土管の中の我が子を見つけた時に、


その子が生まれた時の喜びを、


無意識に思い出して、


追体験しています。


だから、


家に帰っていく、


親子の影は、月明かりの下で、


優しく溶け合って描かれています。


-------------------------------------------------------------------

この前、


次男が、


私のお腹を見て


「すごいね・・・腹」と言いました。


出た!


『胎内回帰願望』


画像2


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?