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【ひとりで生きていく】〜ヒロシの本〜

にほんブログ村「シンプルライフ  」カテゴリーでブログを書いています『なぜ猫』です。

猫好きアラフィフ主婦が、母の認知症をきっかけにブログを始めて、飼っている2匹の猫のこと、娘の不登校の事、家族のこと、片付けの事などなど、一年半で1000記事を超えました。

その中から一つ、本の感想を書いた記事をご紹介させていただきます。


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ご訪問ありがとうございます。


夫が、図書館から借りてきた本。

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読みました。


自虐ネタでブレークしたものの、今ではテレビであまり見かけなくなったお笑い芸人「ヒロシ」


現在は、「1人キャンプ」のYouTubeでチャンネル登録者数、50.6万人(本からの引用)いるそうです。


本によると、小さい頃から一人でいる事が多かった「ヒロシ」。


別に一人が好きと言うわけではなくて、いわゆる「スクールカースト」で、下の方にいた為に、同級生から「軽く」見られていたと、書いています。


一人でいる事が多いと、その分、自分と向き合わざるを得ない。


ヒロシの自虐ネタは、自分を観察してきたからこそ出来たネタなのかもしれません。


「自虐」と言うのは、書いて時の如く「自分を虐める」・・・と言う意味。

自分の失敗や欠点や劣等感などを、人から指摘される前に自分で言う事で、

傷を小さくしようとする心理が働いているそうです。


惨めな自分を、一歩引いた場所から眺めて笑い飛ばす事で、自尊心を保つ。

気持ちを切り替えるには、良い方法かもしれません。


大人になっても、基本的には人見知りで「人間関係」は「流動的なもの」だと考えているヒロシ。

人見知りなのに有名になりたくて、芸人になったから、華やかな世界の裏側の、いい加減で損得勘定で、くっついたり離れたりする人間関係に、メンタルはボロボロになります。


「一発屋キャラ」を、求められるテレビの世界にうんざりして、YouTubeの世界に舞台を移し、地道にタネを巻くように活動して行った結果、多くの人に見てもらえるようになったと書いてありました。

「自虐ネタ」で、ブレークしたけれど、「自虐ネタ」を探すって事は、

ずっと自分の中の「ネガティブ」な部分から目が逸らせない訳で、

ずっと「自虐ネタ」で芸を続けるのは、精神衛生上、少しきつかったのかもしれませんね。

笑いを取る事で、一時的に気分が良くなっても、もともと「自己肯定感」が低めの「ヒロシ」のようなので・・・σ(^_^;)


ヒロシ、ヒロシと、さっきから呼び捨てにしていますが、

本名は「斎藤健一」だそうです!(一番びっくりした事です。)

「ヒロシじゃないんか〜い⁈」ヽ(・∀・)



「ヒロシです」のネタに、ホストのネタがありますが、本当に、ホストをしていた事もあるんですね~。作り話だと、思っていました。


金髪でいつも俯き加減の彼と、「キャンプ」は、イメージがちぐはぐだけど、YouTubeを見たらしい私の息子は、「ヒロシのキャンプ、面白いよ」と、言っていました。


「ひとりで生きていく」は、積極的、能動的「ひとり」と言うよりは、

消極的、受動的「ひとり」に近い印象でした。


「自虐」は、「対人間」にしか通じませんね。

自然に「自虐」は通じない。

自然の中では、誰でもない、ありのままでいられる事が、

「ヒロシ」の、「脱 自虐」を、助けていると、感じました(^ ^)

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