男と女のGene game。
最近、『夫のトリセツ』と言う本を借りて読みました。
すごく面白かったんです。
少し内容をかいつまんでご紹介させていただきます。
↓
其壱〜
夫にむかつく妻は、好きで「むかついて」いる訳ではないそうです。
正確には「むかつかされて」いる。
誰に? 遺伝子の野郎にですね。
女の中の遺伝子が「生殖戦略」としてそうさせている。
オスよりも生殖リスクが高いメスは相手を厳選して発情する。
より優れている相手が現れたら、そっちに目が向くのはメスの本能。
水がより低いところに流れるように、
季節が巡りまた春がやってくるように、
自然の、いや宇宙の理。
子供が大きくなると、メスの脳は次の生殖相手を探し始める。より良い遺伝子を求めて脳はあくなき旅を続けている。
問題がややこしくなるのは、その事を女自身気づいていないと言う事。
なぜか、夫にむかつく。
なぜ、鼻噛んだティシュをそのままにしとく?
なぜ、トイレの戸をきちんと閉めない?
貧乏ゆすりしながらテレビ見るのやめてよ。
歯磨きしながらうろうろしないでよ。
聞こえてるよ!わざと返事しないの。
なのに呑気に「聞こえないの〜?ね〜ね〜、タレントのMが離婚だってさ。奥さん、可愛いのにな〜。」
顔も見たくない!あ、こっち見た!キモ!・・・
まぁ、一般論としてこんな感じ?(あくまでも『一般論』ですよ)
そういう時、メスの脳は『そのオスより、遺伝子的に優れた男は星の数ほどもいるよ!』と、囁いている。いや、大音量で喚いている。
もっともらしく夫の嫌なところ、悪い癖をあげつらっていても、本当に気に入らないのはその存在。たとえ完璧な夫がいたなら、その『完璧さ』がイヤミで嫌!と言うのが彼女の遺伝子なんだから。
女が、テレビに出てくる若い男性俳優やアイドルにトキメクのは、その気持ちを発散して、自分の「荒ぶる生殖戦略」を宥めているんです。
だから、アイドル関連グッズがあんなに売れる。みんな成仏できない女子の生殖戦略の捨て場所を探している。コンサートに行く、推しのアイドルと同じ空気を吸う。目が合う。手を振ってもらえる。
これらは全て、叶わない生殖戦略よ成仏して!と言う心の、いや、遺伝子のせつなる叫び。
「また、コンサートに行くの?」と呑気に言ってる夫。あんたとの味気ない生活を維持するために、彼女達は、コンサートに行ってんだよ。
離婚されたくなかったら副業してでもチケット代とホテル代稼いだ方が得策というもの。
其ニ〜男が女の話を聞けないのは何故か?男の対話力は『母親の責任』だと著者入っています。あ〜、すごいな。わかる!子供が小さい時から、「宿題やった?」「好き嫌いしないの!」「忘れ物しちゃダメよ!」「早く寝なさい!」・・等々の『目的指向』の言葉ばかりだから、男の子が大きくなった時に、女性と話が続かないと。
子供に命令ばっかりする母親は、何より大切なその息子が成長してから彼女の夫と同じように女性と会話ができない男に育てているという事。
海外の男を例に挙げると、男の子はおしゃべりができるようになると、ママと恋人同士のように話す。だから海外の男はみんな女性と話すのが苦にならないと。
其三〜男は沈黙と問題解決でストレスが減り、女はお喋りと共感できるストレスが減る。狩りをするために、何時間もじっと草むらに隠れて息を潜めていた男と、子育てする間盛んにおしゃべりをして、互いに情報のやりとりと共感をしていた女が、家の中という狭い空間で一緒に生活するのはそもそも無理がある。
それを読んで、思ったのは「男と女」は、分かり合えない!
もう結論これしかない!
犬と猿、ハブとマングース、人間とエイリアン、
♪しんっじぃ〜られなぁい〜ことばぁかりあるうのぉぉ〜
もしっかぁしたら、もしっかぁしたら・・・やっぱりほんとに宇宙人⁈
きっとそうですね。
前世では、別々の星に暮らしていた種族。
本当は出会ってはいけない2人だったんです。
陸に住むウサギと、水に住む亀ほどにも違う。
そんな愛しくて滑稽で切ない男女の歌を作りました。
誰か、曲つけて〜♪
一目で好きになった君I love you
ホットな恋に火傷しそうさTOKIO。
運命に導かれて恋に落ちたよ。全てが愛しい守ってあげたいI miss you
ライバルは多かったけど、フライングゲットでプロポーズ大作戦さ。
涙で滲んで見えなかったバージンロード。
ロマンティクが止まらない夜、誓ったforever love(forever love)
やがて、君は他の誰かに恋をしたね。(heartache heartache)
僕よりも顔のシンメトリー度が高くて、薬指が長いアイツに。
勝ち目のない戦いさ。アイツはテレビの中で、華麗にステップを踏んでる。(step by step)
ギザギザハートのmiddle age(GIZA GIZA)
もう恋なんてしないなんて、言わないよ絶対なんて言わないよ、たぶん・・
時間を巻き戻して、出会った頃に戻りたい(ageinst time)
そしたら君にプレゼントするのさ『黒川伊保子著・夫のトリセツ』を。