休職日記 #18

今日は急遽ズーラシアに行ってきた。特に何かイベントがあったわけでなくその場のノリで。訪れたのは恐らく小学生以来…なので10年以上ぶりだったわけだけど、色々と発見があって面白かった。

まずズーラシアの展示方法が工夫されまくっていてとても良かった。それぞれの動物の生息域に合わせて環境を作り上げていて、何だろう…すごく大袈裟な表現だけど映画セットを観てるような感覚になった。例えば「アフリカのサバンナ」エリアでは広大な草原にキリンやシマウマが群れをなしていて、のんびり草を食んでいる姿を観察できる。そして驚くべきことに同じ草原にはチーターもくつろいでいたりする。肉食動物と草食動物が目の前で共生している…当たり前なんだけど非常にドラマチックな光景を観ることができて感動した。(チーターは襲わないもんなのかな)

そして動物を色んな角度から観れるように配慮しているのも凄く良かった。動物園へ行くと動物が遠くにいて見えにくかったり、人が集まり過ぎて諦めたりすることってザラだと思うんすけど、ズーラシアは複数の方向から観察できるようにスペースを作ってくれていて、かなり近い位置から動物を観察できたり人が密集してたら別の場所からゆっくり観察できるような仕組みを整えている。正直、動物園や水族館へ行くとちびっ子を優先して遠慮することが多々あって。ズーラシアは誰でも自由に楽しめるように細かな努力をしているように感じた。

あと、凝ってんなーと思ったのがエリア毎の演出。例えば「アジアの熱帯林」エリアは棕櫚やシダ植物が生い茂っていてかなりエキゾチックな雰囲気なのだけど、隣の「亜寒帯の森」エリアに移ると途端に針葉樹林に囲まれて景色がガラっと変わる。「アマゾンの密林」エリアにはオルメカ文明を意識したと思われる像がしれっと置かれていたりする。エリア毎に植生や装飾を変えて雰囲気を作り出すなんて、こんなエンタメに寄り過ぎている動物園は他にあるんだろうか…。多分ディズニーランドを意識してるんやろなと思ったけど、にしても入園料800円でこれを味わえるなら安すぎやしねえか?(フロリダのディズニーアニマルキングダムはこんな感じなのかもしれんね)

8月から夜に入園できるナイトズーラシアというイベントをやるらしいので今年こそは行ってみたい。また近いうちに伺いますぜ。


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