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【英語小話】Cambridge Learners Dictionary

これは私がブリスベンの語学学校へ通っていた時の話です。

私にはルークという英語の恩師のような先生がいるのですが、彼は生徒が英語に慣れるために母国語の辞書の使用を禁止していました。

よく彼が勧めていた辞書は「Cambridge Learners Dictionary」というもので、英語の意味を英語の説明で理解できるようにするために作られた英語学習者向けの辞書です。なので、とてもシンプルに易しい単語で説明がされています。

彼曰く、母国語で単語の意味を確認してしまうと、その単語を見たときに母国語での説明を思い出し、頭の中で「英語→母国語→英語」というプロセスになってしまい、日常会話などの早いやり取りに言葉の処理が追いつかず流暢にならない、と言っていました。

例えば「Thank you」という言葉はわざわざ頭の中で「ありがとう」と訳さずに反射的に言うことができますよね。私が考えるに、全ての英語をこのように日本語を介さず話すことができれば自ずと流暢に話せるようになる、ということだと思いました。

他にも日本語で翻訳をしてしまうと、一つの意味でしか理解できなかったり、文法上の使い方も理解できなかったりと、様々な面でよくないとも言っていました。

実際、私もその辞書で意味を確認するようにしていたのですが、英語学習者用にも関わらず最初は理解するのに時間がかかりました。ですが、長く続けているうちに慣れてきて、留学でよくある話なのですが、会話の最中に無意識に言いたい言葉が出てきて、後から日本語で言いたい言葉が言えてると認識する、みたいなことが起きるようになりました。

ですので、もし流暢な英会話を目指しているのであれば「Cambridge Learners Dictionary」を使うことを強くお勧めします!
以下にリンクを貼って置くのでぜひ使ってみてください!

それでは!

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