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手芸愛好家の病的な。
2024年5月のある日
Instagramを開くと
一番に現れたのは
あるBook Cafeの投稿でした。
お店の二階にて"蚤の市”を
開催されるとのことで
出店者を募ると言った内容でした。
私は瞬間的に『これだ!』と思いました。
日頃から
ために溜め込んだdead stock(死んでいる在庫)をどう生き返らすか、
はたまた処分してしまおうかと
思い巡らせておりましたが、
※dead stockとは私の場合は布、糸、レースやコード、ビーズ等の手芸材料、手芸素材のことを指しています。
一年前ぐらいから
どうにも気力と言うものが
湧いてこなくなってしまい、
朗読チャンネルの投稿とかエコバッグを縫ってみるとかそんな好きな事を少しずつできるか
または、
やはり何もしたくない。
という状態で、
ほぼ『なんにもしたくない病・何もかもいやだ症候群』(勝手に病名命名)に陥っていたものですから、dead stockを生き返らす事などできるはずもなく過ぎて行きました。
ところがそんな中
2023年の秋頃に奇怪派ロックバンド人間椅子の
ファンになりまして、徐々に気力を回復していったわけですが(この話はまたいつか((´∀`)))
まだまだやる気は薄いものですから、
dead stock(死んでいる在庫)の事は気になりながらも、
のらりくらりの日常でした。
2024年に入ってはや五ヶ月!!
人間椅子さんのお陰もあり
だんだんと調子を取り戻しはじめた"ある日”の事
『さあ!そろそろ、何か作ろうか!』と
薄い気力の海を漂いながら、なんとなく
スマホを持ち上げ、Instagramを開いた。
(それまでは無気力でインスタさえもみられなくなっていた)
そう、文頭でお話しした
あるBook Cafeでの蚤の市の記事が
目に飛び込んできたので、
さっそく、秒で、瞬時に、
応募したという訳なのです。
蚤の市の出店者は数が限られているため
参加は抽選でした。
ところが、
ずうずうしいと
思われるかも知れませんけれど
なぜか、
落選する気がしなかった。
それでも、
もし落選してもその時はまた
その後どうするか考えようと思い
すぐに出展品の制作にとりかかりました。
ハイテンションでガンガン突っ走る
といのではなく
ちょうど良いスピードで
心地よく田舎道を運転する
そんな気分で針を持つ手を動かし、
何かを作り出すとこは
とても楽しく幸福だと思えました。
(思い出しました)
そして数日後
当選のお知らせを頂き
出店できることが決まったのです。
こうして、
『なんにもしたくない病・何もかもいやだ症候群』からようやく抜け出せたと感じられたのでした。
めでたしめでたし
大団円
おしまい( *´艸`)