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人災派遣RPGリプレイ最終話『仇星、闇を駆ける時』01

●1日目

GM:お疲れさまです~!長く続いたこのキャンペーンも、いよいよ最終話となりました。よろしくお願いします!

一同:お願いしま〜す!

GM:本編開始前に。今回はラストミッションということで、皆様にちょっと特別なものを用意しました。

紗綾:おお、なんです?

GM:前回のミッションで、シタナガくんが『奥義』を修得しましたが、他の皆さんにもそれぞれ、このミッション限定で使える『切り札』をご用意しました。

一同:わーい!

GM:まず柳沢のおじさんですが、『天美の支援』となります。

●柳沢の切り札『天美の支援』

 天美が柳沢の精霊をアンテナにして力を行使する、あるいは天美が日本で調査をすすめる。

・3回まで、各種の判定時に、天美の異能、技能、ダイス目、固定値等を使用してよい。

・戦闘、防御、治療、調査など、いずれの判定でも使用可能。

・調査判定時に使用するなら『東京にいる』扱いとして良い。

・HPやSP、LPなどリソースは柳沢のものを消費。


GM:手番の際に、おじさんではなく、本社でバックアップにあたっている天美の能力を使用できます。

紗綾:これでラストミッションにも天美さんが登場できるということですね(笑)。

柳沢:ということで、GMから事前に依頼を受けて、本日はおじさんと天美の二人分のデータを用意しています(笑)。

秀史:天美さんの回復スキルがあるととても助かる。

カヤカ:手分けして調査ができるのも助かるなあ。

GM:シタナガさんは前回師匠から授かった奥義がそのまま切り札となります。おさらいがてら再掲載。

●秀史の切り札『木瀬流”弑神”『天羽々』』

 師匠から伝授された奥義。一度きり、かつ自身の戦闘不能と引き換えに凄まじい威力の狙撃を行う。

・ファストアクションで使用を宣言することで、1ターンの間、『長射』が変化する。

・このターン、イニシアは強制的に0となる。

・距離は『超遠』となる。コスト等はそのまま。

・他のスキルも上乗せ可能。

・『命中+10D』

・『このターンに受けたダメージのダイス数+固定値と、みずからのダメージダイス数+固定値』×4をダメージとする。

・使用した時点で、昏倒状態となりセッションから離脱する。


柳沢:いつ見ても無茶苦茶な能力だな(笑)。

チシャ猫:使用後に昏倒というあたり、ほぼシナリオギミックですよね(笑)。

GM:はい(苦笑)。これはあまりにも用途が限定的なので、別途、『秘薬』×1 、『魔女の霊薬』×1 を支給します。ノーコスト、装備品の圧迫等なしです。

秀史:ありがとうございます!リソース補給は地味にいちばんうれしい(笑)。

GM:続いてチシャ猫さん。

●チシャ猫の切り札『????』

 詳細不明。あるペナルティと引き換えに、ハッカー技能を向上させる。

 ・ペナルティ:????

 ・一回のみ、ハッカー技能判定に+20を得る。任意のタイミングで使用可能。(振りたし可能)

 ・以後、このミッションに限り恒久的にハッカー技能+2Dを得る。


紗綾:なんか謎がいっぱいですぅ。

秀史:……よくわからんが、なんかペナルティを払うとハッカー技能が爆上がりするって書いてあるな。

GM:ここらへんはチシャ猫さんのプレイヤーと相談させて決めさせていただきました。使用の際は、改めてペナルティ内容を説明します。

チシャ猫:+20かぁ、3割増しぐらいにゃねー。

カヤカ:いや、どこまで伸ばす気だよ……。


紗綾:あれ、私のはどうなるんです?

カヤカ:あ、おれのもないなー……。

GM:お二人には別途、導入部分のシナリオで切り札を渡すシーンを用意しました。そのタイミングで開示いたします。

カヤカ:おおー。

紗綾:ワクワクです。

GM:続いて、成長報告をお願いします!

●成長報告

カヤカ:したらば俺から。居垣カヤカ17歳、最後の成長報告。QoLを上げたりポイント振ったりして長所を伸ばしました。

紗綾:固定値は大正義。

カヤカ:ライフアップを取ってHPを伸ばし、新スキル『韋駄天速』を取得して覚醒!イニシアを上げて上から殴れるようになりました!

紗綾:実はこれまでで一番戦闘を成長させたのでは……?

カヤカ:フィジカル方面で頑丈になったカヤカ、頑張ります。以上!


紗綾:はーい。成長報告ー、『完全憑依』がレベルアップ。『スマッシュ』つけて攻撃が13Dまでアップ!露出はもう捨てました!

柳沢:代わりにこっちがフォロー用の『でっち上げ』をとったんよ(笑)。

紗綾:ありがたやありがたや。

柳沢:周りがバフ盛ってどかんと殴る役(笑)。


柳沢:久々おじさんで登板。GMの許可を得て、天美と経験点共通として一気に成長しました。大体が基本能力の底上げ。魔術系のスキルで『覚醒』できる奴は大体限界まであげました。

チシャ猫:基本的なムーブに変化はない感ですね。

柳沢:治療用の『神の癒し手』、イニシアと命中値を低下する『霜焼け』、ブロック効果強化の『氷の盾』を習得。そして、先述の通り天美の方も成長。『霜焼け』と、紗綾さんの露出を抑える『でっち上げ』を習得です!


チシャ猫:次はチシャだにゃーん。今まで禁断の果実として触らなかった『ワークス』をついに習得。ハッカーがなんと+1D!さらにエレキネシスの『ハイニューロン』を無理やり習得、更にハッカー+2。

秀史:こちらは徹底してハッカー特化だな。

チシャ猫:他、細かくハッカーの数値を上げてます。これであのホテルの支配人を超える……(笑)。


秀史:トリは私。と言っても『暗器使い』を覚醒させて、QOLでサーヴァントの『高速処理』を取得しただけ。

カヤカ:おれとダブルで情報収集できる!

秀史:今回は情報収集がカギになりそうだと踏んだので。以上でーす。


GM:ありがとー!みんな強くなった。マジで。さじ加減をどうすればいいかわからないほどに!(笑)

●ブリーフィング

GM:さて、君たちは前回、海鋼馬のメンバーを撃退し、任務そのものには成功しました。

紗綾:成功?したと言えばしたかも。

柳沢:仕事自体は、ね。

GM:しかし任務達成の後、何やら『復讐神アダシ』なるものが現れたり、同行していたメルジャヒ人の少女、パロカが消えたり、依頼主の茉莉花グループが自業自得とはいえ社会的信用に大きな傷を追ったりと、今ひとつスッキリしないまま、若干の時間が流れました。

秀史:今ひとつというか、今百つほどスッキリしないな。

GM:そんな折、君たちにまたも「任務依頼書」の内容が届き、CCC会議室に集められたのであった。


●任務概要

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<発信元>:CCC営業1課 藤村 櫂
<依頼主>:スペースデブリ除去ベンチャー『ヨイチ・ストライク』
<分類>:拠点防衛、奪還、災害防止 総合評価……[A++]
<報酬>:50PP
<日時>:20XX年12月23日(月)~
<推奨CR>:4
<推奨職能>:ALL

<任務内容>:
 衛星軌道上に配置されたC国の新型宇宙ステーション、のちの軌道エレベーターの核となる『紫微垣(しびがき))』の管制塔を防衛し、宇宙ステーションの作業者を保護せよ

 現在、太平洋沿海、メルジャヒ島に建設中のC国軌道エレベータ基底部は国際テロリスト『共工』率いる部隊の猛攻に晒されています。

 ここが陥落すれば制御を失った衛星はたやすく大気圏に突入するでしょう。皆さんには、テロリスト集団から軌道エレベータ基底部を守りつつ、衛星軌道にある宇宙ステーションで働いている『ヨイチ・ストライク』メンバーの安全確保をお願いします。

 任務失敗の場合、人類史に残る未曾有の惨事となるため、今回ばかりは失敗は許されません。

 各位の健闘を祈ります。

藤村拝

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柳沢:(熟読)「……また穏やかじゃない内容だねえ」

カヤカ:って今回A++って書いてある!

紗綾:いかにも最終戦って感じですねえ。

GM:「皆さん、ご参加ありがとうございます」と藤村くん。ランクに相応しく、今日は会議室ではなく、応接室でブリーフィングだ。

チシャ猫:「椅子ふかふかなんだにゃー」と、キグルミで座り、普段のアバター人形で遊んでいる。

GM:受付のお姉さんが、いかにもお高そうなコーヒーを淹れてくれる。

秀史:「うわめっちゃいい香り」

紗綾:「わ、わ、コーヒー飲み放題ですぅ」

チシャ猫:「あ、アイスでお願いするんだにゃ。それとストローも欲しいんだにゃ」

カヤカ:(任務概要を読んでいる)「そろそろ……スケールがとんでもないことになっている気がする……!」

紗綾:「私たちが受けていいレベルの案件じゃない気がしますぅ……」

GM:「色々と疑問点はあると思いますが、まずは依頼人のお話を聞いて下さい」

 藤村が言うと、予め待機していたのだろう、依頼人が入ってくる。物柔らかな理系だが、聡明で、意志の強さを感じる壮年の男性だ。

GM:「はじめまして。ヨイチ・ストライクの社長、余市友和と申します」

柳沢:社名は弓の名手、那須与一とかけているのかな?

GM:みなさん、目標値10のスカラー判定に成功すれば、彼が何者かわかります。

柳沢&チシャ猫:(ころころ)成功〜。

GM:彼、余市さんは、かつては日本人宇宙飛行士として宇宙ステーションに滞在したこともある人だ。地球に帰還した後、スペースデブリを除去する会社を起こして、元の職場であるJAXAから仕事を請け負っている。

チシャ猫:「あー、N○Kで見たことある人なんだにゃーん」

カヤカ:「そういやテレビで顔は見たことある、かも……」

紗綾:『この間、TVで特集やっておったかのー』

柳沢:「まぁ、理系じゃないと知られてないかもねえ。おじさんの世代には有名人なんだけどね」

チシャ猫:「チシャは世代じゃにゃいにゃよ!?」(笑)

GM:「……実は、私の後輩たちが今、現に宇宙ステーションで働いているのです」と余市さん。

カヤカ:すげーって顔をします。宇宙って宇宙だよな……。

GM:「この宇宙ステーションの名前は『紫微垣(しびえん)』といい、その名の通り、C国がメインスポンサーとなっています」

柳沢:「『紫微垣』。かの国の神話にて、天の帝が空におわす星、の意味だったかな。ずいぶん気負ったことだ」

GM:「紫微垣は現在、衛星軌道を周っています。これが現在、墜落の危機にさらされているのです」

柳沢:「ふむふむ。地上から宇宙ステーションをコントロールしている管制塔が、テロリストの攻撃を受けている、と」

カヤカ:「そりゃ大変だけど……。そこにどうしておれ達が招集されんの?」

紗綾:管制塔のある場所がメルジャヒ島というあたり、因縁はありまくりな気がしますが、今のところ直接の関連はないですよね。

GM:「はい。これは当然、宇宙ステーションで働いているウチの社員たちも命の危機にさらされることとなります。どうすればいいか悩んでいたところ、さる伝手……いいえ、はっきり申し上げますと、MBSの『大賢良師』なる人物から、紹介を受け、あなた達に仕事を依頼した次第です」

カヤカ:「へぇ、大賢……。……。……はあ!?」

紗綾:なんでMBSが出てくるのか(苦笑)。

秀史:まあ、まずは説明を待ちましょう。

●メルジャヒ島 状況図

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GM:「順を追って説明しましょう。実はこの宇宙ステーションでは今、C国主導で世界的な一大プロジェクトが進められているのです。ここから『糸』を垂らし、C国が新たに建設したメルジャヒ島にある管制塔と接続する、という」

チシャ猫:……糸?

カヤカ:ああ、プレイヤーはなんか聞いたことがあるかも。

紗綾:蜘蛛の糸ですかね。

秀史:カーボンナノチューブの糸だけど(笑)。

柳沢:あー。これは現実でも検討されている技術だね。漫画でもよく出てくる(笑)。

GM:そうそう。

柳沢:「……なるほど。下から塔を積み上げるのではなく、宇宙ステーションから極細の『糸』を地上まで垂らしてつなぐ。そしてその糸をガイドにまた新たな『糸』をつなぐ。そうして糸、紐、柱……と太くしていく。つまりC国の目的は、地球と宇宙を結ぶ軌道エレベーターを作ることというわけだね」

GM:「はい。このプロジェクトが上手く行けば、最終的にはメルジャヒ島と宇宙ステーションをつなぐエレベーターが完成するというわけです」

紗綾:サイボーグもいる世界で今更ですが、技術的には若干現実より進んでいる感じ?

GM:そうですね。このシナリオの世界線では現実より多少技術革新の速度が早く、少しだけC国の勢いが強いとお思いください。

チシャ猫:そんなのとずっと喧嘩してたのか、我々は(苦笑)。

カヤカ:喧嘩してないでーす!(笑)

柳沢:まあ、この世界では他の国も裏でずいぶん無茶やってる設定だしね(苦笑)。

紗綾:現実でも何年か後にはありえる、というくらいのさじ加減がミソですね。

GM:「C国はこれを、今後の世界における覇権を世界に知らしめすための偉業、と考えています。ちょうどアメリカとソビエトが宇宙開発を競った時代のように」

カヤカ:それこそ国のメンツにかけて、ってやつか。

GM:「もしもこの計画が頓挫すればC国の面目は丸つぶれ、それどころか自国民の自信喪失、同盟国からの信用低下、対立国からの軽侮を招き、国の将来に大きな影を落とすことになるでしょう」

チシャ猫:「頓挫のほうが良い気がしてきたんだにゃ」

柳沢:「だがそれは、同時に世界初の軌道エレベータの誕生が50年は遅れることにもなる」

カヤカ:「人類の損失、ってやつ?」

チシャ猫:「宇宙世紀は良いことないにゃよ」(笑)

秀史:「宇宙条約もある。自国の衛星が他国に被害をもたらした場合、その衛星が民間のものであっても政府は賠償に応じねばならない。メンツだけでなく、経済的なダメージも途方も無いだろう」

柳沢:「まぁ、この内容では国の垣根を越えて処理せざるを得ないでしょうな」

チシャ猫:「我々には荷が重すぎないかにゃ?」(苦笑)

GM:「『大賢良師』さんからの伝言をお伝えします。『C国の要請を受けて、MBSが事態の収集に動き出した。そしてMBSとして君達に支援を要請したい。しかし表立ってMBSがCCCにC国の危機を救うため協力してくれと言うわけにはいかない。だから、ヨイチ・ストライクの社員を助けるという名目で参加してほしい』とのことです」

柳沢:「ははあ。名目上は貴方が依頼人ですが、実際にはMBSからの救援要請であり、大本の招集をかけているのはC国である、と」

紗綾:私たちC国と関係なんてないですよー。

カヤカ:ないですないでーす(笑)。

チシャ猫:「正直完全な国際危機、というか落ちどころによっては戦争にも発展しかねない案件にゃんだけど」

柳沢:「まあ、そこまで我々が責任を持つ必要はないけどね。あくまで依頼を果たすだけさ」

カヤカ:「俺たちはただのエージェントチームでしかないのに、なぁんで俺たちなんだか」

チシャ猫:「カヤカが前回デレデレしてた女の子の縁だとチシャ思うんだにゃ」

カヤカ:「覚えがねえ!」(笑)

GM:すると、依頼人氏は居住まいをただし、君たちに向かって頭を下げる。「色々と、国や企業の思惑はあるのでしょうが……。正直そんなことはどうでもいいのです。あなた達が、私の後輩たちを助けられる力を持っているというのなら、どうか力を貸してほしいのです」

カヤカ:「……全力で仕事はするけどさ。それがプロ、なんだろうし」

柳沢:「力を見込まれ、乞われたからには全力を尽くしますよ。もちろん、保証はできませんけどね」

秀史:「必ず助けるなんて気休めは言えないが、努力はしよう」

GM:「……後輩の一人は、以前私が暴漢に刃物で襲われたとき、身を挺して守ってくれた命の恩人でもあるのです」

紗綾:それはそれは。後輩さん達については後で情報もらえるのでしょうか。

カヤカ:まあ仕事の話聞いてここまで出向いたんだから、結局受けるんだけどな!(笑)

柳沢:「……それにしても『共工』絡みとはね。僕としてはこっちの方がよっぽど会いたくない相手だったよ……」

秀史:「『共工』、か。噂には聞いたことがある。『竜』の名を冠するトップエージェントだな?」

柳沢:「ああ、詳しくは人災派遣wikiを見てくれたまえ!」(一同笑)

チシャ猫:メタいメタい!


 様々な能力をもつエージェントが幾人も存在する人災派遣の世界。

 その中でもトップ級の実力、暴力を持つ者には、恐れと畏怖を込めて、各国の神話上の『竜』の名が冠せられている。

 現在、その存在が確認されているのはわずか9名。

 その一人、アジアを中心に活動するのが、神話の時代、治水を司る聖王と争いを繰り広げた人面蛇身の竜――『共工』の名を冠する超一流のテロリストなのだ。

カヤカ:「……この業界はちょっと厄介な人多くねえか?」

柳沢:「まったくその通りだね」

紗綾:「えーと、まっとうな人はこんな仕事はしてないと思うんです」

チシャ猫:「厄介な人がこの業界にくるんにゃよ」

カヤカ:「やめろ俺まで厄介者みたいだろ」

チシャ猫:「カヤカは厄介な星の下の人なんだと思うんだにゃ」

カヤカ:「一番近くにいる厄介な星に言われたかねえやい」

GM:「また、『大賢良師』からの伝言がもうひとつあります。明朝、埠頭からメルジャヒ島に向かって船が出るそうです。そこで合流したい、と。MBS側の事情や、あなた達を選んだ理由もそこで話す、とのことでした」

カヤカ:「顔合わせたくねえーッ!」

柳沢:「なに、前回のピエロ君に比べれば、『大賢良師』君は話が通じるぶん、はるかにマシだよ」

カヤカ:「いやまあ、そっちはともかくもう一人がなぁ」

GM:……ここでゲーム的なことを。第一ラウンドのファストアクションのみ、MBSが用意した船が出港します。ここで乗船を選択すると、ノーコスト、かつ乗り物を持ち込んだまま、メルジャヒ島の軍港エリアか、砂浜エリアに移動できます。

カヤカ:バイクが持ち込めるのは助かるな!

GM:ただしそうなると『東京』エリアでの調査は出来なくなってしまいますのでお気をつけください。

秀史:船を使わずに島へ向かうには『侵入移動』が必要ということか。

柳沢:「僕は前線組だね。都内での調査は天美に任せるよ」

GM:港のシーンまでは演出しますので、船に乗るか乗らないかを決めといてください(笑)。

チシャ猫:紗綾さんなら泳いで渡れそう(笑)。

紗綾:むしろ、大おじいちゃんに泳がされます(笑)。

チシャ猫:多分おじいちゃんは宇宙でもノリノリなんだにゃ(笑)。

一同:ですよねー(笑)。

カヤカ:今回我々、宇宙で戦闘すんの?

チシャ猫:シタナガさんは宇宙でも問題なく手裏剣投げそう。

紗綾:風を読まなくていい分当てやすい、とか言いそう。

カヤカ:ついに宙間戦闘用弾道手裏剣が……。

秀史:すべてはカラテなのだ。

柳沢:カラテとは一体……。

GM:色々と確認したいところはあるだろうが、ここで時間となる。「何かありましたら、インカムで連絡を下さい。いつでも、私がわかっていることならお話します」と依頼人。

カヤカ:あとはMBSから話を聞かないと、ってことか……。一瞬踵を返しそうになりますが(笑)ちゃんと港まで出向きます。


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