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登録社員名簿:072 『S.K.Y.F.I.S.H.』
『データ収集準備完了。殲滅を開始します』
【名前】『S.K.Y.F.I.S.H.』(スカイフィッシュ)
※本来はStrategic~ という正式名称があるはずだが、誰も覚えていない
【通り名】 同上
【所属】C.U.B.Eシステム/シグマ・コーポレーション/海鋼馬公司(三社共同開発、レンタルもあり)
【年齢】 Ver5.23d(継続進化中)
【容姿】 なし
【正業】 ドローン制御用AIプログラム
【経歴】
戦闘用に開発されたAI、つまりは人工知能プログラム。業界にまれに存在する『意志や人格を持つ人工知能』ではなく、ドローンを自律制御するための純然たる戦闘用プログラム。
任務において、異能力者のサポートを行うべく、CUBE社がコアとなる人工知能のプログラム、シグマ社がハードウェア制御、海鋼馬が兵器・戦場データの提供を行い開発された。
【スキル】
『オートサポート・カスタム』
AI本体がネットワーク上に常駐。専用ソフトがインストールされたドローンを戦闘時に異能力者が起動したとき、専用ソフトがインストールされたドローンを戦闘時に異能力者が起動したとき、プログラムに基づいて戦闘サポートをする。
複数のドローンが互いに連携し、射線で追い込み、敵の行動の出鼻をくじく。異能力者達の戦闘パターンを記録しておけば、人間による遠隔操作や通常の自動機動などと比較にならないほど、危険で優秀なサポートを行うことが可能。これによりドローンは『数合わせの雑魚』から『厄介な強敵』に変わりつつある。
『ディープラーニング』
もっとも恐るべきは、このAIが常に戦闘データを収集し、学習するということである。 様々な現場で異能力者達の戦いをサポートし、『彼』は少しずつ学び賢くなる。このため、開発した三社のみならず、他の会社にも幅広くレンタルが行われ、データ収集が行われている。
膨大な戦闘データを収集しつくしたた彼が、達人の技やサイボーグの重装甲を上回る時が、いつか来るのかもしれない。