※任務報告書06:『貫影』片桐 瑞軒
・名前 :片桐 瑞軒(ずいけん)/片桐 瑞穂(みずほ)
※『瑞軒』は修行中の武芸者としての雅号で、本名は瑞穂。
・『二つ名』:『貫影』 (かんえい)
・所属 :CCC
・階級等 :特になし
颯爽とした長身、気っ風のよい性格の女性。口数は少ないが、愛想がないわけでは決してない。普段は体育大学の学生で、就職に向けて教職課程にある。
かつては譜代大名の指南もつとめたとされる古流槍術、『貫影流』の跡取り娘。二十そこそこで目録となり、流派の看板である『貫影』を名乗ることを許されている。
貫影流は現在も多くの門人を抱えた名門道場であり、時々格闘関係の雑誌で取り上げられたり、格闘マンガなどで元ネタにされることもしばしば。将来この道場を継承するための修行として、『他人への指導の仕方』を学ぶため大学でスポーツ指導員の勉強をする傍ら、免許皆伝を目指すべく、派遣業界に所属し日々腕試しに明け暮れている。
・能力 :『貫影流槍術』
戦国時代に確立された古流槍術。合戦における馬上での槍の扱いを極めた、極めてシンプルで獰猛な戦闘技術。精緻な技や一進一退の駆け引きにはあまり頓着せず、「歩兵を薙ぎ払う」「敵の武者を騎馬からたたき落とす」「敵の攻撃を食らおうがとにかく陣を突破する」など、豪快な戦闘スタイルを以てよしとする。江戸時代以降は殿中での槍の扱いも含まれるようになったが、その本質は代わっていない。