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登録社員名簿:066 『黒旋風』 リチャード・マルティン・マリガ
「臭うなキサマ。鋼と血に塗れた獣の臭い――オレと同類よ!」
【名前】リック(リチャード)・マルティン・マリガ
【通り名】『黒旋風』 (ブラックワールウィンド)
【所属】ブルーリボン警備保障(十一番隊隊員)
【年齢】30
【容姿】猛々しい長身のアフリカ系イギリス人
【正業】ブルーリボン正社員(通常は丸の内の某巨大ビルに警備主任として常駐)
【経歴】
海外の武器、武術を修めたメンバーが集う十一番隊に所属する、
実力なら隊長格をも凌駕すると噂される黒人の巨漢。自らの愛称リックにちなみ、『戮』の一字を背負う傾奇者。
貧しい移民の子ながら、独自の『斧槍術』を編みだし、腕一本で運命を切り開いた生粋の闘士。強者を狩る事こそ己の存在意義と定め、腕利きと立ち合う機会は絶対に逃がさない。
【スキル】 『斧槍術』
かつて少年時代のリックが得物としていた金具つきの鉄パイプから編み出した、『斧槍』――つまりハルバードを扱う技術。
獰猛な野性と桁外れの身体能力を融合させ、斧・鉤・槍が組み込まれた長大なハルバードを縦横無尽に振るい、突き、打ち割り、斬り、引っかけて倒し、集団戦や乱戦では戦局をひっくり返すほどの絶大な破壊力を発揮する。
力任せと思いきや、一騎打ちとなると一転して精緻な技としなやかかつ強靱な槍捌きで鮮やかに敵を仕留める。
現在リックが使用するハルバードは、偉大な騎士の末裔として業界でも名が知れていた槍の達人に勝利し奪った銘つきの業物である。