※任務報告書05:『机上の猟犬』見上 柏錘
・名前 :見上 柏錘
・『二つ名』:『机上の猟犬』(ハウンド・オン・テーブル)
・所属 :イズモ・エージェントサービス
・階級等 :A級
・能力 :生来の『遠隔視』能力+敏腕編集者
出版業界ではかなり名の通った切れ者編集者。特定の出版社には所属せず、無名の新人や埋もれた作家の発掘、他業種の人物のドキュメンタリーやエッセイの出版企画などを行い次々とヒットさせてきた。
そして自ら育てた複数の売れっ子作家や漫画家のエージェントをつとめ企画の売り込みや著作権の管理、マルチメディア展開やイベントの管理まで行う。
編集者としての技量とは別に、生まれながらにして強力な遠隔視能力を保持しており、才能と、それに奢らぬ訓練による制御で完全に使いこなしている。
編集者としての見上は時に放任と思えるほど担当作家の自由や独創性を大切にするが、こと〆切りについては鬼のように厳しく、煮詰まった作家がどこに逃げ出そうとも彼の遠隔視から逃れることは出来ない。
その能力をイズモに買われ、個人事業の一環として時折遠隔視による追跡や操作を引き受けている。
「ぼくのかんがえたさいきょうのへんしゅうしゃ」。