禁止!🚷「今のままでいい」証拠集め
自分自身を根こそぎ変化させなければ
どうしたって次のステージに行けない
そんな時って、人生幾度か訪れます。
今日は天気に恵まれたみどりの日。
爽やかな風と共に蝶が舞っています🦋
さなぎになって、じっと動かない時って、
「中身は液体」になっているそうです。
人の感覚からしたら気持ち悪く思ってしまうけれど、蝶からしたら当たり前の命の営みなわけです。それに、生き物という意味ではつながっていると考えれば、人間にも「さなぎ」な時期もあっていいと思うのです。
ちょっと前に家で青虫を育てていたことがありました。幼虫から育てていると、みんながみんな、うまくさなぎになれないことがあることを、目の当たりにしてしまいます。
幼虫の時点で他の虫に寄生されていて、さなぎになったはいいものの、その後寄生虫に侵されてしまい、蝶になることができませんでした😢
私は今、この「寄生」こそが、「変化を妨げる心理」だと考えらえると思うのです。要は、「バイアス(偏見)」や「思い込み」それによる「ネガティブ感情」
それらが寄生してしまうと、さなぎになった時に負けてしまいます。さなぎになること、じっと動かないでいること(悩んだり考え込んだりすること)自体は飛び立つ前の準備なので、あっていいとして……その時にいかに寄生虫に負けないか。ネガティブに侵されないか、これがとっても大事になってきます。
(以下のサイトを参考にさせていただいています↓)
これまで上に書いた「変化を妨げる」4つの心理を3つ目まで一つ一つ、記事にて考察してきました。一緒にじっくり考えてみたい方は、つい昨日の記事から過去記事にとんで、読み返してみてくださいね😊 ↓↓↓
これまで考察した3つの心理のあらすじを短くまとめると、次のようになります。
さて、本日は4つ目の「確証バイアス」について。
④ 確証バイアス
サンクコスト(ネガティブに囚われている状態)が発動すると、次の段階に発動するもの。最終段階とも言えます。これは、
★ 今の自分が正しいはず……!
★ 今のままが正解……なんだ!
……と思うようになることだそうです。これって最終段階なだけあって、超絶やっかいですね⚠サンクコストが発動している段階で既に、正しい判断が出来なくなっているので、正しい判断が出来ない状態で、「自分は正しい」と思い込もうとする、というわけですよね。それって、単純に、「間違っている」に決まってますよね(苦笑)
それに、さらに厄介なのは、この状態で、自分が正しいと思える「証拠集め」をしてしまうそうなのです。
例えば、ダイエットで言うと、
「食事制限&運動いらず!飲むだけでやせる薬」なるものがあったとして、それを高額で買ったとしましょう。大金をはたいて買ったわけだから、効果が無いとは思いたくない。買った金額以上の値段では売りたくもない!それにもう少し続ければ痩せてくるかもしれないから、手放したくない!
こんな状態だったとします💦
損失回避、保有効果が生まれてしまったので、サンクコストが発動します。焦りにより、今後取るべきベストな判断がとれなくなる。ベストな判断は簡単で、ひとつですよね。痩せたいなら、そんな薬止めて、食事管理と運動に真摯に励む。それだけで普通にやせます。
でも、サンクコスト発動状態では、更に「確証バイアス」も発動。証拠集めを始めてしまいます。「この薬は少なくとも3ヶ月は続けるといいらしい」「追加してもいいらしい」「もっとたくさん買うといいのかもしれない」などなど、
普通に運動する努力のまえに、薬をたくさん買うための努力をしてしまう。というわけですね……
こうして、本当の意味で自分のためになる「変化」は妨げられていき、せっかくあるはずの「才能の開花」はグングン遅れていく。そうやって時間がただただ過ぎ去るわけです。そんなの、悲しすぎますね。
こんな末路をたどる前に、
真っ当な努力が出来る自分でありたいものです。
そのためには、変化を恐れず、行動し続けること。失敗を大きくとらえず、生きるために誰にでも必要なものととらえること。そして、このような「心理」についての理解を常日頃考える習慣を身に付けること。
そんな感じのことが大事かな、と私は思います。
ということで、本日はこの辺で、また明日♪