フォール~しょげてます~(前編)
やあどうも、常磐楓です。
食事の時、たまに「全て自身の血肉にしろ、喰らい尽くせッ」ていう衝動が出てくるんすよね。これ皆さんあったりします?あ…私だけですか、そうですか…
でも食事の時の意識ってなんやかんや大事だなと思う今日この頃です。味がどうとかを語れるような鋭い味覚を持ち合わせてはいませんが、食事という行為を自覚しながらやっていると、なんかこう充実感があるんですよね。
やはり食…!食は人を豊かにする…。
という言葉をよく口にしていたり、いなかったり。
そんな私はブリの刺身が食べたいです。
さて、ついにフォールまでやってきました。その次はペレグリンまでやって、一旦「エッセンシャル・ディグニティ」編は終了します。
多分次は「アクシデンタル・ディグニティ」についてだったり、「トランスサタニアン」だったりとか…まあ色々ネタを蓄えながら細く長く続けていきたいなぁなんて思ったりして。
占星術関連の記事だけでなくタロットだとか、当時の宗教観について調べて記事に出来たらいいななんて考えたりしています。特に宗教観は、当時の考え方の軸が見えてくるので、本とかサイトで調べてみると良さげです。
では目次。
こんな感じです。
デトリメントはドミサイル(ルーラーシップ)の反対だと考えていればいいのですが、フォールについてはイグザルテーションの反対と言っても、そもそもの規則性があまり感じられないディグニティとなっています。
私自身も、この記事作成を通して確認していきたいなと思っています。
という訳でほんへ、どうぞ。
Fall.
意味通り「下降」を意味するディグニティ。
惑星にとって良くない状態を示す「ディビリティ」の一種であり、イグザルテーションサインの反対に位置する。
イグザルテーションが「サイン内で耳を傾けられ、注意を引き、高い価値を持つ」とみなされるのに反して、フォールは「耳を傾けられず、注目されず、軽蔑される」とある。サイン内において惑星の価値が下落、つまり必要とされない状態であると言える。
オバート氏の『古典占星術』では、「芽の出ないコメディアンのようなもの」という表現がされており、ハウスで言う所の12ハウスと似ているところがあるとしている。
ウィリアム・リリー氏が設定した点数は「ー4」。
デトリメントが「ー5」であるのに対して、比較的軽いディビリティという扱いを担っていることが伺える。が、私がたびたび「デトリメント」の記事や「イグザルテーション」の記事内にて記述しているように、最古のテクストでは、フォールはデトリメントよりもはるかに重要であることが強く協調されていた。
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