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【生産性10倍に】ChatGPTを使ってVBAを自動で書く方法
毎日の業務に追われる中、「もっと効率よく仕事ができないか」と悩んでいませんか? ExcelのVBA(Visual Basic for Applications)を使えば、多くの作業を自動化できることは知っているけれど、プログラミングの知識がない...。そんなジレンマを抱える方に、画期的な解決策があります。
それが、AI技術を駆使したチャットボット「ChatGPT」の活用です。ChatGPTを使えば、プログラミングの専門知識がなくても、高度なVBAコードを簡単に作成できるのです。本記事では、ChatGPTを使ってVBAを自動で書く方法を、実際の業務での活用例を交えながら詳しく解説します。
【重要】ChatGPTを使いこなして仕事の生産性を高めたい方は、必ずChatGPTマスター講座を見てください。この記事で紹介している内容の数倍は有益なコンテンツが詰まっています。
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AI素人でも明日から実践 仕事の生産性を3倍にするChatGPTマスター講座
1. ChatGPTとVBAの基礎知識
1.1 ChatGPTとは?
ChatGPTは、OpenAI社が開発した最先端の人工知能を搭載したチャットボットです。人間のような自然な対話が可能で、質問に対して詳細な回答を提供できます。さらに、プログラミングコードの生成も得意としており、VBAのようなプログラミング言語のコードも作成できます。
1.2 VBAとは?
VBA(Visual Basic for Applications)は、Microsoft Office製品で使用できるプログラミング言語です。特にExcelでの活用が多く、データ処理、レポート作成、複雑な計算など、様々な作業を自動化することができます。VBAを使いこなせれば、日々の業務効率を大幅に向上させることが可能です。
2. ChatGPTを使ってVBAを書く基本手順
2.1 ChatGPTへのアクセス
ウェブブラウザでChatGPTのウェブサイト(https://chat.openai.com/)を開きます。
アカウントを作成し、ログインします。
2.2 VBAコードの生成を依頼
チャット画面で、作成したいVBAプログラムの内容を具体的に入力します。
例:「ExcelのA列にある顧客名とB列にある購入金額を基に、C列に顧客ランク(A:10万円以上、B:5万円以上10万円未満、C:5万円未満)を判定するVBAプログラムを作成してください。」
2.3 生成されたコードの確認
ChatGPTが返答したVBAコードを確認します。
コードの動作や意味が分からない部分があれば、追加で説明を求めましょう。
2.4 Excelにコードをコピー
生成されたVBAコードをコピーします。
2.5 Excelでコードを実装
Excelを開き、Alt + F11 キーでVBAエディタを起動します。
左側の「プロジェクト」ウィンドウで現在のブックを右クリックし、「挿入」→「標準モジュール」を選択します。
右側に表示されるコードウィンドウに、コピーしたコードを貼り付けます。
2.6 プログラムの実行
VBAエディタを閉じてExcelに戻ります。
「開発」タブから「マクロ」を選択し、作成したプログラムを実行します。
(「開発」タブが表示されていない場合は、Excelのオプションから表示設定を変更してください)
2.7 結果の確認
Excelシート上で、プログラムが正しく動作したか確認します。
3. 業務での活用例と具体的なVBAコード
ここからは、実際の業務でどのようにChatGPTを使ってVBAを作成し、活用できるかを具体例を交えて紹介します。
3.1 日報作成の自動化
課題:
毎日の作業内容を記録し、上司に報告する日報作成に時間がかかっている。
解決策:
ChatGPTに以下のようなプロンプトを入力します。
「ExcelでA列に日付、B列に作業内容、C列に作業時間(時間単位)が入力されている表から、1日の合計作業時間を計算し、別シートに日付ごとの要約を作成するVBAプログラムを作ってください。」
ChatGPTが生成したVBAコード例:
Sub 日報要約作成()
Dim ws As Worksheet
Dim wsサマリ As Worksheet
Dim lastRow As Long
Dim i As Long
Dim dict As Object
' ワークシートの設定
Set ws = ThisWorkbook.Sheets("日報データ")
Set wsサマリ = ThisWorkbook.Sheets.Add
wsサマリ.Name = "日報サマリ"
' 辞書オブジェクトの作成
Set dict = CreateObject("Scripting.Dictionary")
' データの最終行を取得
lastRow = ws.Cells(ws.Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
' データの集計
For i = 2 To lastRow
Dim 日付 As Date
Dim 作業時間 As Double
日付 = ws.Cells(i, "A").Value
作業時間 = ws.Cells(i, "C").Value
If Not dict.Exists(日付) Then
dict(日付) = 作業時間
Else
dict(日付) = dict(日付) + 作業時間
End If
Next i
' サマリの作成
wsサマリ.Cells(1, 1).Value = "日付"
wsサマリ.Cells(1, 2).Value = "合計作業時間"
Dim row As Long
row = 2
Dim key As Variant
For Each key In dict.Keys
wsサマリ.Cells(row, 1).Value = key
wsサマリ.Cells(row, 2).Value = dict(key)
row = row + 1
Next key
' 書式の設定
wsサマリ.Columns("A:B").AutoFit
wsサマリ.Range("A1:B1").Font.Bold = True
MsgBox "日報サマリが作成されました。", vbInformation
End Sub
このVBAコードを使用することで、日々の作業記録から自動的に日報のサマリーを作成できます。これにより、報告書作成の時間を大幅に削減し、より重要な業務に集中できるようになります。
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3.2 請求書作成の効率化
課題:
毎月の請求書作成に多くの時間を費やしている。顧客情報と購入履歴から自動的に請求書を作成したい。
解決策:
ChatGPTに以下のようなプロンプトを入力します。
「顧客情報(顧客名、住所)が記載されたシートと、購入履歴(日付、商品名、金額)が記載されたシートから、指定した月の請求書を自動生成するVBAプログラムを作成してください。請求書は新しいシートに作成し、会社ロゴや請求書番号も自動で挿入するようにしてください。」
ChatGPTが生成したVBAコード例:
Sub 請求書作成()
Dim ws顧客 As Worksheet
Dim ws購入履歴 As Worksheet
Dim ws請求書 As Worksheet
Dim lastRow As Long
Dim i As Long
Dim 顧客名 As String
Dim 請求月 As Date
' ワークシートの設定
Set ws顧客 = ThisWorkbook.Sheets("顧客情報")
Set ws購入履歴 = ThisWorkbook.Sheets("購入履歴")
' 顧客名と請求月の入力
顧客名 = InputBox("顧客名を入力してください")
請求月 = DateSerial(Year(Date), Month(InputBox("請求月(1-12)を入力してください")), 1)
' 新しいシートを作成
Set ws請求書 = ThisWorkbook.Sheets.Add
ws請求書.Name = 顧客名 & "_請求書_" & Format(請求月, "yyyymm")
' 請求書のデザイン
With ws請求書
' ロゴの挿入(仮のテキスト)
.Range("A1").Value = "会社ロゴ"
' 請求書タイトル
.Range("C1").Value = "請求書"
.Range("C1").Font.Size = 18
.Range("C1").Font.Bold = True
' 請求書番号(仮の番号生成)
.Range("G1").Value = "No. " & Format(Date, "yyyymmdd") & "-" & Int((999 - 100 + 1) * Rnd + 100)
' 顧客情報
.Range("A3").Value = "請求先:"
.Range("B3").Value = 顧客名
' 住所を顧客情報シートから取得
Dim 顧客Row As Range
Set 顧客Row = ws顧客.Range("A:A").Find(顧客名, LookIn:=xlValues)
If Not 顧客Row Is Nothing Then
.Range("B4").Value = 顧客Row.Offset(0, 1).Value ' 住所
End If
' 請求書の詳細
.Range("A6").Value = "日付"
.Range("B6").Value = "商品名"
.Range("C6").Value = "金額"
.Range("A6:C6").Font.Bold = True
' 購入履歴の取得と記入
lastRow = ws購入履歴.Cells(ws購入履歴.Rows.Count, "A").End(xlUp).Row
Dim row As Long
row = 7
Dim 合計金額 As Double
合計金額 = 0
For i = 2 To lastRow
If ws購入履歴.Cells(i, "A").Value >= 請求月 And _
ws購入履歴.Cells(i, "A").Value < DateAdd("m", 1, 請求月) And _
ws購入履歴.Cells(i, "B").Value = 顧客名 Then
.Cells(row, "A").Value = ws購入履歴.Cells(i, "A").Value
.Cells(row, "B").Value = ws購入履歴.Cells(i, "C").Value
.Cells(row, "C").Value = ws購入履歴.Cells(i, "D").Value
合計金額 = 合計金額 + ws購入履歴.Cells(i, "D").Value
row = row + 1
End If
Next i
' 合計金額
.Cells(row + 1, "B").Value = "合計金額:"
.Cells(row + 1, "C").Value = 合計金額
.Cells(row + 1, "C").NumberFormat = "#,##0"
.Cells(row + 1, "B:C").Font.Bold = True
' 書式の調整
.Columns("A:C").AutoFit
.Range("A1:G" & row + 1).Borders.LineStyle = xlContinuous
End With
MsgBox "請求書が作成されました。", vbInformation
End Sub
このVBAコードを使用することで、顧客名と請求月を入力するだけで、自動的に請求書が作成されます。これにより、請求書作成にかかる時間を大幅に削減し、ミスも減らすことができます。
3.3 在庫管理の自動化
課題:
商品の入出庫を記録し、在庫状況を常に最新の状態に保ちたい。また、在庫が少なくなった商品を自動的に抽出したい。
解決策:
ChatGPTに以下のようなプロンプトを入力します。
「ExcelでA列に日付、B列に商品名、C列に入庫数(マイナス値の場合は出庫)が記録されているシートから、商品ごとの現在の在庫数を計算し、別シートに表示するVBAプログラムを作成してください。また、在庫数が10個未満の商品をリストアップし、警告メッセージを表示するようにしてください。」
ChatGPTが生成したVBAコード例:
Sub 在庫管理()
Dim ws入出庫 As Worksheet
Dim ws在庫 As Worksheet
Dim lastRow As Long
Dim dict As Object
Dim i As Long
Dim 商品名 As String
Dim 数量 As Long
Dim 警告商品 As String
' ワークシートの設定
Set ws入出庫 = ThisWorkbook.Sheets("入出庫記録")
Set ws在庫 = ThisWorkbook.Sheets.Add
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4. まとめ
ChatGPTを活用したVBAコード作成は、業務効率化の新たな扉を開きます。本記事で紹介した方法を実践することで、以下のような大きなメリットが得られます:
プログラミング知識不要: 専門的なVBAの知識がなくても、複雑な自動化タスクに取り組めるようになります。
時間の大幅削減: 日報作成、請求書生成、在庫管理など、日々の定型業務を自動化することで、貴重な時間を節約できます。
柔軟な対応: 業務のニーズに合わせて、カスタマイズされたVBAソリューションを簡単に作成できます。
品質の向上: 人為的ミスを減らし、一貫性のある高品質な業務成果物を生み出せます。
継続的な学習: ChatGPTとのやり取りを通じて、VBAやプログラミングの基礎知識を徐々に身につけることができます。
イノベーションの促進: 自動化によって生まれた時間を、より創造的で価値の高い業務に充てることができます。
ChatGPTとVBAの組み合わせは、ビジネスの効率化と革新の強力なツールとなります。この方法を活用し、日々の業務をより効率的に、そしてより創造的なものに変えていってください。あなたの職場での生産性が飛躍的に向上することを願っています。