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太ってしまった我が家の王子と姫

我が家の猫、箱入り息子で王子のキジトラ、甘えん坊で大雑把な性格の娘、三毛の姫は、今日も各々のマイペースで過ごしています。

1匹ですごしていた時の、王子は餌を食べるのも適量を自分のペースで好きな時間に食べていた。
しかし、娘三毛猫姫が家に来てからは違った。

姫が多頭飼いのお家だったのと、もともと地域猫だったこともあり、彼女はとにかく食べまくった。
食べれる時に食べる!!
そんなたくましい姫だった。
自分の分も王子の分も。
大雑把な彼女は最初はお皿も気にせず、とにかく王子の分も食べた。

私達も王子がお腹を空かせてしまうので、なんとなく多めに入れてしまい気づけば王子は姫と共に体重オーバーに。

中二の息子が、王子を見るたびに
「絶対、太った!」
という。

私は
「そんなことはない、毛のせいだ!」
と言い張った。

しかし、私以外の家族が全員
「王子は太った。」
といい始めた。

私も気づいてはいた。
首の後ろに不自然な肉の首輪ができるようになったのだ。
マズイ。
これは太っている。

なぜだ??
考えてみたら、王子は今まで一人気ままな生活。
自分の好きな時にご飯をいい感じに食べていたのに、姫がきてから自分の分のご飯を姫がどんどん食べていくのだ。

このままではいけない。
そう感じたのか、王子は餌を必死に食べるようになった。
必死に食べてるとは知らない私たちは、足りてないのではないかと王子の為に餌を増やす。
姫はどちらのお皿からも食べるので、王子が食べてる量が把握できない。
そうすることで、2匹とも太るという失態をおかしてしまった。

予防接種の際に、お世話になってる先生に、
「太りましたね。」
といわれた。

心の中で
「やっぱり…。」
と思いながら
「新しく迎えた子がきてから、すごく食べるんです。」
というと
「去勢用の餌に変えるのも、一つの方法です。」
と。

「でも、穀物の入ってるものを食べると、小さいころ下痢してまして」
と相談すると量を減らすように言われました。

それから1か月ちょっとして、王子の目が腫れたので病院に連れて行くと、
目の上の腫れはどうやら、結膜炎だったみたいで、目薬で良くなったのだけど、その時に先生はまた言った。
「太ってますね」と。

「えっ??」
私は聞き返した。
「太ってます。餌を変えましょう。」
と先生は表情を変えることなく言った。
私は「はい」というしかなかった。

家に帰ってから、夫に言った。
「いったん、餌を変えます。去勢用に。」
夫は聞き返す
「えっ??」
私はいう。
「王子はまた太ってた!!餌を変えます。」
「下痢をしたら、その時また先生に相談するから!!」
と去勢用の餌を今のと混ぜながら変更していくようにお願いした。

幸い、大人になったからか、最初は少し緩くなったものの、餌に慣れていったようで、去勢用も難なく食べれるようになった王子。

餌を変え、量を変えていくことで、少しずつ体の変化も感じれるようになった。
首の後ろに出来ていた肉の首輪がなくなったのだ。
こんなに変化するなんて!!

先生、的確なアドバイスありがとうございます。

こんなに変わるなら
「ちなみに私の場合、どうすればいいでしょう?」
そんなことを聞きたいくらいだ。

きっと先生は言うだろう。
「お酒をやめて、運動しなさい」と。

でもね、やめられないの!!
この時間が楽しみなの!!
このために働いてると言っても過言ではない!!
一応、検診も要注意項目がいまのところなくて、健康なの!!

歩くのは好きだから、たまにお城巡りや、寺院巡りでしっかり歩いたりしてるのよ。

でも、肉はつく一方。
先生、楽しみながら肉落とせませんか??

と相談したら、あの先生どんな顔するかな…。
そんな事を思いながら、可愛い我がやの王子と姫を愛でながら、美味しいお酒を飲む。

とにもかくにも、王子と姫の餌の問題が解決して良かった。
持つべきものは、近所のかかりつけの獣医。
ありがとう先生!!

我がの王子と姫はいい感じです。

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マリノスケ
サポートしてもらえるとは思っていませんが、もし変わった方がサポートしてみようかと思って頂けるのなら、こんな嬉しい事はございません!!でも、とりあえず、一度考え直してみて、それでもなお!って方は、ぜひ!!本当にありがとうございます!!!