ADHDママが在宅で機嫌よく暮らしたい日記(内服は続かない)
ADHDに対する内服を試みたことはある。
あまりにも不甲斐ない日々が続いたことと、
長男がADHDの内服を開始することになり
子供に飲ませるなら自分も飲んでみようと思って
心療内科に行ってみたことがある。
子供の頃からのADHDエピソードには事欠かず、
無事にADHDと診断された。
当時大人のADHDの内服薬の選択肢は
コンサータとストラテラの2種類だった。
長男がコンサータの内服を開始したこともあり、
コンサータの内服を希望していたが、
私が行った心療内科ではコンサータの処方はできないとのことだった。
(医師の中でも資格が必要なようだ)
ゆっくり効果が出るらしいストラテラより
パキッと効果が出るらしいコンサータを飲んでみたかった私は
コンサータの処方資格がある医師を探して別の心療内科にも行ってみたが
そこでも「主婦なら長い時間効果があったほうがいいよね」と
ストラテラを処方された。
仕方なくストラテラを内服してみる。
さすがじわじわと効いていくらしい薬、
何も変化がわからない。
なんとなく気分が落ち着いているような感じはするが
別に普段からテンションが高いことで困っているわけではないので
3日ほど飲んでみたが効果は感じられなかった。
そして効果がないと、見事に内服すること自体を忘れてしまうのである。
鎮痛剤や感冒薬などは効果を実感できるから、必要なうちは内服を忘れることはない。
しかし効果を実感できない薬の存在は、覚えていられないのである。
抗生剤など「効果が感じられなくなってもしばらく飲まなくてはならない薬」も同様で、耐性菌の問題などに対して本当に申し訳ないと思いつつ、ほとんど飲み切れたことがない。
よってストラテラの効果は、一生感じられずにこれからも過ごしていくのだろうと思われる。
情けないが、ADHDを抱えて今日も生きるのである。