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子猫を保護しました④⑤

二日目はまだまだ油断できないけれど

三日目が終わるころには少し先行きの明るさを感じることができました。

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五日目の朝、病院より電話があり夜にお迎えに来るよう言われました。

途中から回復がとても早く順調だったようです。


たくさんの子をみていて気づくことは

体調とはまるで「道」のようなもの

普段はほぼ平坦な道を歩き進むのだけど

その平坦な道は 若いころにはジャリがあるくらいだったのに

年齢とともにジャリより少し大きめの石が増えるようになる

平坦だと思われていた道は気づかぬくらいのくだり坂になる

ころげ始める前に気づき なんとか体勢を整えられれば良いのだけれど

そうでないとどんどんころげ落ちてしまう

体調回復もおなじで

のぼり坂に気づき うまくそのカートに手をひっかけることができれば

あとはそう自分の力を使わずにして 「生きる」という波にのれる

この五日間にあった人生の大事件を大したことと思ってないような

あどけない顔に こころの底から救われました。

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