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クロージングに必要な「予算」情報の聞き出し方

上司に「予算感を聞いてきなさい」と指示されること、ありませんか?

こんにちは。営業マネージャーの命です。

本日は、営業でクロージングをする時に必要な4つの情報のうち、「予算」について解説します。

上司から予算感を聞くように指示されることもあるでしょう。

とはいえ、営業する上で必須情報ですから、常日頃から工夫して聞けるようになることが大事です。

ちなみにクロージングに必要な4つの情報はこちら。


「予算」を確保しているかどうか


お客様は商品やサービスを購入する上で、「予算」を確保していることが必要になってきます。

たとえば、自社の商品やサービスに対しての見積依頼があったとします。

お客様は、その価格を参考にして予算取りを行うことが、ひとつの流れだと思います。

よって、今回提出を求められている見積は、お客様が予算を確保するために活用するのかを聞いておく必要があります。

そして、見積提出したあと、お客様が予算確保に動いているかどうか、常に確認していくことが重要になります。

このような形で、自社の商品やサービスの価格をもとにお客様が予算どりをする場合、自分たちには予算感を把握しているという有利な面があります。


「予算」額はいくらか


お客様が何かの商品やサービスを購入するとき、相見積もりを取る場合があります。

その相見積先として自社が選ばれた場合、お客様に予算感を聞けるかどうかが大事になります。

人間関係ができていれば「ちなみに予算感ってどれくらいですか?」と聞くことはできると思います。

それが難しい場合、何とかして予算感を聞きだすことが極めて重要になってきます。

そのような時は、例えば「もうこれ以上の金額だと検討の土俵にも乗らない、というような金額はどれくらいですか?」というように聞いてみるのをお勧めします。

このような聞き方で、ある程度の予算感(上限金額)を聞き出すことは可能だと思います。

そして、お客様の予算感を聞き出すことができた際には、その予算の範囲に収まるような見積を出しましょう。

上司や他部門に協力要請し、なんとかお客様に決裁してもらえる見積を出すことが必須です。

コスト削減をしたり、調達先を変えたり、なんらか費用を削減する方法はあると思います。

もしくは、その予算感におさまらないときは、その見積の根拠(社員工数や材料費など)を具体的に提示し、無理なものは無理だと丁寧に伝えることも重要です。

できれば予算感におさまる見積を出せるように、社内調整を頑張りましょう。


まとめ


本日は、営業でクロージングをする時に必要な「予算」情報について解説しました。

予算を確保しているか、予算感はどれくらいか、という2つの情報を入手することが重要です。

そして、予算感を聞いたら、なんとかそれにおさまるような見積を出せるように、社内調整を頑張りましょう。

お客様は、わたしたちを信頼して、予算感を教えてくださったはずですから。

ここまで読んでいただきありがとうございました!

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