【若干のネタバレあり】ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:vol.3のモヤモヤ1つだけ
劇中に、日本人がクリエイターのボカロ曲を使ったシーンがあるんだが、ボカロで育った日本人として大変嬉しくは思いつつも、挿入シーンが地球を模してるけど、地球に及ばない惑星のローカル曲としてなのモヤっとしてしまった。
個人的な話になるが、家族共用のパソコンでボカロを聴き漁ってた幼い頃に「そんな機械音聴いてると音痴になるぞ」と両親にボカロを否定され、どんなに学内認知度が高い曲でも「ボカロだから」で校内放送されることが許されなくて、それでも年月を重ね、段々と市民権を得て今、こうやって国内のヒットチャートだったりカラオケランキングにたくさんのボカロ曲が入るようになって嬉しいのに、大好きなマーベル映画の大好きなGotGで、こう「地球(アメリカ)のロックには劣るよな」的な立ち位置で使われているのめっっっっちゃモヤモヤする〜!!!!
いや、まあ、今回使われた曲、ボカロ曲とはいえ、原曲がショパンだから、まあ、そういう所も加味して使われてるんだろうけど、さあ、なんか、さあ!
大前提として、GotGでボカロが使われてIMAXで聴けてめちゃくちゃ嬉しい。本当に嬉しい。
ただ「100%で嬉しいか?」と問われると「モヤモヤがあります!」と答えますという話。
いや、分かるぞ、こう、異世界感を出すのにボカロっていい効果があるもんね。そうだよね。
プレイリスト公開されたとき「どこで使われるんだ?!」って思って、ワクワクしてて、劇場で流れるんだって嬉しくて、音楽を大事にしているGotGだから更に嬉しかったんだけに、ちょっとショックだったんだよなあ……
いや、良かったよ、良かったし、めちゃくちゃ効果的な使い方だったと思う。
なんだ、ただ私がボカロを否定されてた頃をフラッシュバックされてモヤっとしてしまったよってだけの話。
映画全体としては、めちゃくちゃ良かった!!!本当に良かった!!!ありがとうジェームズ・ガン!!!