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日記/夏の空って良いですね、育児は修行なのかな

【夏の空っていいですね】

数年前に買ったEOS kiss Mを引っ張り出し、買い物ついでに写真を撮る。トイカメラみたいに映るフィルターがあることき気付き、楽しくなる。大学生の頃トイカメラブームがあり、LOMOというフィルムカメラを持っていたなあと懐かしくなのでる。

トイカメラ風青空
トイカメラ風の木
トイカメラ風木陰(しつこいですね…)

冬生まれのせいか、夏の暑さ、湿度は大の苦手。でもそれを除けば、夏は大きなチョウや可愛いトカゲを沢山見かけたりして愉快だし、空の色も雲の様子も好きかもしれない。そう思えるようになって、年をとりのも悪くないと感じた。

【育児って修行なのかな】

先日、なんとなく聞いていたラジオ番組「ジェーン・スー 生活は踊る」の内容がずっと心に残っている。お悩み相談のコーナーで、子育て中のお母さんからのお便りだった。幼い子どもがおり、夫は家事育児にとても協力的だが、ふとしたきっかけ(昼寝ができず不機嫌な子どもが夕飯中にわざとお皿を落とし割った)で子どもの頭を叩くのを見てしまい、自慢だった夫を信頼できなくなった。夫は叩くことの悪影響は認識しているようだが、今回が初めてではないらしい。というような内容だったと思う。

お悩みに対して蓮見アナが長い時間を割いて、ご自身の経験も含めて真摯に答える姿や、ジェーン・スーさんのご自身の介護経験を引き合いに話す姿にとても信頼できる番組だと思った。

と同時に叩かれた子どもの心の痛みや、お母さんが感じた強い不安、お父さんが感じていたであろうしんどさ(疲労困憊だったのだろうとか、キャパシティを超えていたのだろう)もありありと感じた。

子どもに体罰を加えるのはもちろんNGだ。子どもが産まれた瞬間、親は神様みたいに完璧な存在になれたらいいのにとも思う。神様とはいかないまでも、そこそこ良い感じの母親になれると、私は自惚れていた。

でも育児が始まってみればそんなことは全然なく、息つく暇も睡眠時間もろくに取れずボロボロになり、普段は隠していた自分自身の子どもの部分が剥き出しになって動揺した。

親が子どもを受け止められない時、それは親の中の子どもの部分が「もう無理だよ、頑張れないよ」と大声で泣いている時なのだと思う。

毎日自分自身のトラウマに向き合い、折り合いをつけて行くことが育児の陰の部分だと、経験して初めて知った。なかなかディープな経験だ。

「いいお母さん」になるのは諦めているけど、子どもが成長して内省する余裕が出てきた。瞬間瞬間余分な力を抜いて、子どもを含めた家族と自分自身の子ども部分をケアしていきたい。

近所のお店で一服


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