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いまだにアイドルの歌詞に「ミルクティー」とか使っちゃう秋元康に寒気がする。

日向坂46の「あくびLetter」が好きすぎるという話は前回のnoteで書きました。

埼玉トリオの歌唱力・曲の雰囲気・メロディー・MVどれをとっても素晴らしいんですが、どうしても気にいらない箇所があるんです。

それが1番のAメロの歌詞。
金村美玖さんパートの「今夜も私の味方はミルクティー」という一節。

「今夜も私の味方はミルクティー」

くっっそ寒気がするんですよこの歌詞。

あくまで批判ではなく批評だと思って聞いて欲しいんですが、なんですか「私の味方はミルクティー」って。いま令和3年ですよ。何年前のアイドルの歌詞ですか。

この歌詞を歌っている金村美玖さんは素晴らしいです。紛れもなく。

昭和初期のアイドルのようなクソサブ歌詞をしっかりと現代風に歌いあげていると思います。そういった意味ではこの「私の味方はミルクティー」という反吐が出そうな歌詞を救ってくれているんです。金村美玖さんは。

問題はそんな歌詞を令和のアイドルに歌わせた康。おまえだよ!

断っておくと僕は秋元康アンチではないし、何なら彼が素晴らしい詩をいくつも坂道グループに提供してくれているのも理解しています。乃木坂のサヨナラの意味なんて僕のモストフェイバリット歌詞です。

ただ、今回の歌詞はいただけないよ康。

「あくびLetter」全体としての歌詞は全然良い。

恋する女の子の気持ちを表現したなんともアイドルらしい歌詞だと思う。

ただし「私の味方はミルクティー」だけはいただけない。令和の時代に「私の味方はミルクティー」なんてご法度。寒気もの。実際に初めて聴いた時リアルに「うわあ」と声が漏れたくらいだ。

この「私の味方はミルクティー」という歌詞には「とりあえずアイドルの歌詞にはミルクティーって言葉入れておけば間違いないだろ〜」というなんとも浅はかな考えが透けて見える。この浅はかさに寒気がするんです。

界隈で言われているように、僕は秋元康の作詞能力が落ちたとは思いませんが、今回の歌詞に関しては「なんか秋元康も古い感性になっちまったな」と思わざるをえませんでした。

皆さんはこの歌詞どう思いますか?

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