税理士試験の税法3科目に1年で合格した話⑤【国税徴収法編】
こんにちは。ねこころです。
以前「ねこころ税理士奮闘記」にて記載させていただいていた内容をnoteに書き起こしていこうと思います。
前回の4.計算編に続き、今回は5.国税徴収法編についてお話させていただければと思います。
間が空いてしまいました😿🌀
計画編
時間管理編
理論編
計算編
国税徴収法編←本記事はこちら
これから税理士試験にチャレンジしようとしている人の参考になれば幸いです。
国税徴収法は一夜漬けでなんとかなる!
私は国税徴収法に合格した年、法人税・消費税も同時に受験していたため、国税徴収法に割ける時間はほとんどありませんでした。
また、国税徴収法は、
・理論べた書きではなくてもOK
・計算問題も出題されない
ということを聞いて、「楽勝なのではないか、、?」と舐め切っていました。
したがって、「不合格でも仕方がないけどやり切れることはやろう」と思い、ほぼ一夜漬けで国税徴収法に挑みました。
一夜漬けといっても、下準備が必要
一夜漬けといっても合格はしたい。
ということで、合格までに必要な要素を洗い出し、下準備をしました。
国税徴収法の合格のカギとなるのは、理論への理解なのではないか?
国税徴収法の合格のカギは何か、と考えた際に、「理論への理解」という自分なりの結果にたどり着きました。
したがって、とにかく理論を理解することを最重視した計画を立てました。
全体像がこちらです。
何回も講義動画を見ることが大事
ここでのポイントは「講義動画を3回以上見る」ということです。
講義動画を複数回見ることで、理論への理解を定着させます。
1回目:テキストに書き込みまくる
まず、1回目の受講の際には、テキストに書き込みまくります。
ここでのポイントは以下の点です。
色ペンを使って書き込む
先生が言った言葉で印象に残ったもの⇒青色
自分が感じた重要なポイント⇒赤色
重要ではないけど面白いポイント⇒緑色
後から見返したいポイントは時間数をメモしておく
ちゃんと時間を取って聞く
このようにすることで、あとから見た際の視認性を上げたり、復習をしやすくする環境を整えました。
2回目:テキストを見ながら聞く
次に2回目は1回目で整理したテキストを見ながら聞きます。
ここでのポイントは以下の点です。
テキストを広げてぼーっときく
何かをしながらでもOK
1回目の受講から1週間以上期間をあける
こうすることで、テキストの視覚と動画の解説を再度結び付けます。
私は朝食を食べながら聞いていました。
3回目:なにも見ずに、思い出しながら聞く
3回目は頭の中でテキストを思い返しながら聞きます。
ここでのポイントは以下の点です。
何かをしながらでもOK
テキストは見ない
気になったところだけ、受講後にチラ見する
2回目の受講から1週間以上あける
こうすることで、どのくらい理解ができているかを測ることが出来ます。
3回目で不安だった箇所は4回目、5回目と積み重ねていくと安心かなと思います。
テキスト×ながら受講で効率的に勉強する
私はこのようにテキスト×ながら受講で、時間を有効に活用しつつ、受講を進めました。
もう1回受験できるならばこうする
しかし、この合格はまぐれと言われても仕方がありません。
計算が出たら確実に不合格でした。
ということで、もう1回受験するのであれば、以下のような勉強を実施します。
講義動画は【テキスト×ながら受講】で見まくる
講義動画は受験時と同様に3回受講することで、理論への理解を深めると思います。
理論は最重要ランクは暗記。問題集も解く
理論については、理解だけではなく、最重要ランクの暗記も進めたいです。
並行して、問題集を解いて、該当理論をちゃんと書き出すことが出来るかを調べ、間違った問題の「やり直しノート」も作成します。
計算も授業分は問題集を解く
計算についても、確認テストに出るような問題は解くと思います。
そして、間違った問題は「やり直しノート」を作ることでしょう。
試験前日はテキストと「やり直しノート」を見返す
前日は書き込みまくったテキストと「やり直しノート」を見返します。
こうすることで合格は確実になるのではないかなと考える次第です。
まとめ
長くなりましたが、私なりの国税徴収法の勉強法と、もう1回受験するならばという想定を書かせていただきました。
国税徴収法にチャレンジしようとしている方のお役に立てましたら幸いです。
ねこころでした。