Xのフォロー・リツイート・ファボの難易度をコンサルタントが定量化してみた
こんにちは。ねこころです。
12月になって、今までノンアクティブであったXを本格的に使い始めました。
その間のフォロワーの推移が以下の通りです。
つぶやいたものがいいねされると嬉しいし、フォローなんてされた日には飛び跳ねてしまいます。
だけども、自分が行う場合、フォローといいね、リツイートの間にはとてつもない差があるものと感じました。
今回は、そのなんとも言い難い差を定量化してみました。
結論は以下の通りで、フォローはファボの120倍の難易度であることがわかりました。つまり、1フォローは120ファボの価値があるということです。
以降、算出方法について、詳細に解説していきます。
興味がある方は見ていってくださるとうれしいです。
難易度の構成要素
フォローとファボの難易度の差は、ユーザー行動の頻度、心理的ハードル、および影響度の違いに基づいています。これを数値化するために以下の要因を考慮します
1. 心理的ハードル
フォロー:
フォローは、相手との長期的な関係性を示唆する行為です。そのため、慎重に行う傾向が強く、心理的ハードルが高い。リツイート:
リツイートは自分のフォロワーに対して特定のコンテンツを共有する行為です。そのため、コンテンツが自分の価値観や意見と一致するかを慎重に考える必要があり、心理的ハードルはファボより高いものの、フォローほどではありません。ファボ:
一方、ファボは一回限りの簡易なリアクションであるため、心理的ハードルは低い。スコア設定例:
心理的ハードルを0~10で評価すると仮定した場合、フォローが7~9、リツイートが4~6、ファボが2~4になると仮定できます。
2. 行動頻度の比較
一般的に、リツイートはファボより頻度が低く、フォローよりは高い傾向があります。
仮定として以下のようなデータを用います(具体的なデータがあれば、それに基づいて調整可能です):
平均リツイート数:5回/日
平均ファボ数:30回/日
平均フォロー数:1人/日
リツイートの頻度は、ファボの約1/6、フォローの5倍となります。
3. 影響度とリスク
フォローにはリストや通知で他のユーザーにも伝わるリスクがあります。一方、ファボはほとんどの場合、他人に対して無害です。これも数値化し、フォローに高いリスク係数(例:1.5~2倍)を追加します。
リツイートには、自分のフォロワーに情報が広がる影響度が伴います。そのため、ファボより影響度が高く、リスクも大きいです(炎上リスクなど)。ただし、フォローのように「長期的な関係性を示唆する」行為ではないため、影響度係数はフォローより低く設定します。
数式によるモデル化
上記の要因を統合して、フォローとファボの難易度の差を定量化します。
難易度スコアの算出方法
難易度スコア=(心理的ハードル×影響度関数)÷行動頻度
とします。
実際の計算
仮定値を代入した例
フォロー:
心理的ハードル:8
影響度係数:1.5
行動頻度:1(基準)
フォローの難易度スコア=(8×1.5)÷1=12
ファボ:
心理的ハードル:3
影響度係数:1(低リスク)
行動頻度:30
ファボの難易度スコア=(3×1)÷30=0.1
リツイート:
心理的ハードル:5
影響度係数:1.2
行動頻度:5回/日
リツイートの難易度スコア=(5×1.2)÷5=1.2
改めて比較表を再掲します。
Xのアルゴリズムを見てみた
Xのアルゴリズムは以下のようになっているようです。
ポストがブースト対象になる「ポジティブなアクション」
ポストへの「いいね」 0.5
ポストのリポスト 1
リプライ 27
ポストをタップしてからの「いいね」・リプライ 11
ポストをタップして2分以上そこに留まる 10
プロフィール確認後にポストに「いいね」・リプライ 12
ポストへのリプライにエンゲージ(いいね・返信、リポスト) 75
ポストがペナルティ対象になる「ネガティブなアクション 」
ネガティブフィードバック(表示回数を減らす・ミュートする・ブロックする) -74
ポストを報告 -369
すなわち、Xとしては、リポストはいいねの2倍の難易度指数だとしているとも見て取れます。
少しリポストの難易度設定を高くしすぎたかもしれません。
なお、これを見て意外であったのが、「ポストへのリプライにエンゲージ(いいね・返信、リポスト) 75」という得点!
ポストにリプが来たら丁寧にお返事しましょう!
フォローしてくださっている方に感謝
以上より、フォローのありがたさについて改めて実感いたしました。
現在、1000フォローを達成しました。
1フォローをもらうには自分が120ファボしないといけない。
それくらいの重さを胸に、日々投稿していきたいものです。
ねこころでした。