帯に長し襷に短し
これだけスマフォのカメラが進化すると、コンデジは立ち位置が難しい。実際、カフェや日差しの少ない環境では、ミラーレスにしろ一眼にしろISO感度高め撮影になってしまう。
今年、コロナ禍にミラーレスカメラが何台か新発売されている。
供給が追いついてないキヤノンのEOSR5とEOSR6。R5は高画素で8K動画も撮れる。R6は高感度も撮れる優れもの。本体も小ぶりになり慣れればボタンもダイヤルも使いやすいだろう感じ。で、R6を借りて35mmマクロと85mmマクロを借りて西葛西にある刈谷動物病院内にあるキャットプラザに行ってきました。
この2本のレンズは一見ごっつい感じがするが、まだ軽いレンズ。
35mmの方は一度Rカメラで使ったことがあり、AFが迷うことはいっさいなかったが、85mmは、1度どこかにAFを決めないと、迷って迷って猫さんの撮影は難しい。おそらくファームアップで改善されるかもしれないが、動物や子供さんの撮影には向かない。と思った。一方でカメラは、センサーへゴミ対策や手振れ補正など、魅力は満点。カメラの力量はあるが、問題は高〜くて、重たいLレンズでないと安定して使えない感じがした。仕上がりは結構好きな感じでした。特に最後の写真の雰囲気は。
ソニーもα7Cやα7S IIを発売。ソニーの手ブレ補正はオリンパスやキヤノンほどではない。さらにセンサーのゴミ問題は他より多い。一回ゴミがついた時に、セロテープのはじでちょいととったことがあるが、レンズ交換時気をつけないとというのも神経を使う。しかし、レンズの選択肢が多い。カールツアイスや純正で小ぶりなものもあり、被写体によって使い分けができる。
最近のフルサイズはとても高い。何を被写体とするか、レンズはどうか?を考慮して本体選びをした方がいいだろう。
レンズが重たくて高価、本体も高価を選択するか、室内でのノイズは灯を足して補い、レンズ描写でレンズを選択してノイズ軽減するか。実に「帯に長し襷に短し」なのである。
大切なのは、あなたが何を撮りたいのか、それにあった機材を選択する、選択肢の多いメーカーが望まれる。
私は、RシリーズのLレンズを購入する余裕はない。気に入ったレンズ1本ならRPで良い。で、諦めた。しばらくは一眼レフで頑張る。今は移行期、しばらくすればまた、レンズも揃い、選択肢も増えてくるだろう。