この猫の名前はのび太君です。年齢は20歳ぐらいのオス猫で青山1丁目焼き肉屋出身、主人は不妊手術反対派で野良猫を増やしていた地域で大変苦労して捕獲した一匹です。その当時里親に出すにしても、「ぱど」というミニコミ誌しかなく結局里親に出しそびれ我が家の猫になりました。保護してる猫の中には歯もなく牙が1本だけとか食欲のない高齢猫が多く、毎日今日は何を食べてくれるかで頭を悩ませております。自分の年を考えると新しい猫の引き取りのお断りは厳守しつつ、そうこうするうちに、時間とともに猫の数が目に見えて自然に減っていきます。そうなれば選択肢もしぼられるのでまずは自分の健康が猫のためと思い生活することを心掛けるようにしております。
高齢猫のみならず残された猫の処遇についての問題の解決策はいまだ模索中ですが以下の情報が必要な方に届けばと思い投稿しました。
最近は保健所などでコロナで生活が破綻したり、高齢者が亡くなり行き場がなくて持ち込まれる犬・猫が増えていると聞きます。
そのなか飼い猫と一緒に入れる特別養護老人ホームは競争率が高く運よく入れるまで時間がかかるようです。ペット同伴の有料老人ホームが増えてきているとはいえ施設もまちまちなので納得いくまで詳細を問い合わせ、経営基盤・運営方針の確認が大切です。日常生活の延長のように従前に近い環境で飼い犬・猫と一緒に生活でき、安価で入居できる老人ホームが増えることを期待しております。その際その犬・猫に関して生じる医療,傷害保険の加入や入居金の割り増しとか、最後には見取り用のの犬・猫の部屋がが用意されているとか、労を惜しまいで知恵を出せば質の高い豊かな老人ホームになります。
横須賀市に「さくらの里山科」という全国的に珍しいペットと入居可能な特別養護養護老人ホームがあります。
以下のリンクからホームページを是非ご覧ください。
http://sakura2000.jp/publics/index/8/
残される犬・猫の処遇の問題については以前から言われている対策として司法書士関係のペット信託、残った犬・猫を引き取ってくれる動物愛護団体を探す、信託銀行でペット安心特約付きの遺言信託を結ぶ、親しい友人に何かのときのための委任契約を結ぶなど対策を考えておかねばなりません。その中で注意しなければならないのは弁護士に遺言でペットについて依頼する際、負担付死因贈与や負担付遺贈の場合は財産を受ける側が遺贈放棄または第3者のチェックが及ばないなど、ペットの飼育が適切に行われるかわからないことです。
そこでできたのがペット信託でペットの飼い主・委任者と財産を管理する・受託者と実際にペットを飼育する・受益者を選びます。この際受託者、受益者は信頼できる個人、法人を選ばねばなりません。また認知症前に契約を結ぶ必要がありメリット、デメリットの詳細はしかるべく専門職にお尋ねください。
またインターネット上にも飼えなくなった犬・猫を無料もしくは、有料で引き取る悪質な業者が存在することは肝に銘じておかねばなりません。
これからの高齢化の時代、老犬・猫ホームの乱立も予想されることなので、途中で事業所の倒産、事業主の交代により運営方針が変わったり、悪質業者の参入など、いろいろな深刻な問題が起きることは十分に予想されます。何らかのチェック機関が入る必要もあり許可制にするなどが必須の課題となるのではないでしょうか?
またこの機会に犬・猫を飼う独身者は前もって飼えなくなった場合の対策をしておくのも良いと思います。
以下の写真は参考までに遺言信託ーペット安心特約付きです。信託銀行間の差異もあるのでお調べください。
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