キャットニップ

昨夜、帰宅して、玄関前に置き配された密林箱を回収した。

2週間くらい前から、置き配した密林箱の写真をアップする会員サービスがはじまった。今回、いつもとは違う、雨が差し込む場所に置かれている密林箱がアップされていた。中身まで濡れるのではなかろうかと、ずっとヤキモキ心配していた。小雨だったのと降り止んでくれた時間が早かったのか、もしかしたら写真を撮ってくれた時間にはそもそも降り止んでいたのか、だいじょうぶ、濡れていなかった。

中身はブラックフライデーで駆け足購入した、ディーゼルのパンプス、パール金属のホーロー両手鍋、 大島弓子さんのキャットニップ3巻、雨にぬれなくてよかった。

断拾離断拾断拾離とお念仏を唱えている身で、新たに本を購入するというのは決断がいる。とにかく活字がないと落ち着かない身上、癖の持ち主で欲しい本は山ほどある。いろいろあって、いろいろあって、いろいろ考えて、断拾離に至っているのであって、そこにまた1冊追加となると本末がおかしいのではないかと考える。よくよく考えたが、やはり購入することにした。

大島弓子さんは最近、猫エッセイを定期的に発行している。たのしい、かわいいばかりではなく、前巻も、本巻も猫の死がたくさんでてくるリアルな猫エッセイだ。寝る前に読んでしまったものだから、 心臓がギューとなる感覚に陥り、ベッドにもぐりこんでからも続いた。寝る前には録画を1本消化するのが日課だったが、そのまま寝ることにした。秋に入ってから、むかしの家族の夢を頻繁に見る。見たときは寝た気がせず、考えがちな一日になる。この日は目覚ましがなるまで意識が完全になかった。おうちゃんのトイレが済んだor おなかすいたコールが目覚まし時計に続けてあり、いつもの朝だった。あと15分を二度寝することにした。その間におうちゃんはベッドに戻り、落ちついていた。おうちゃんも二度寝するようだ。

昨日は火曜日だったので、今日も朝から出勤している。同僚がおやすみなので、一人門番だ。お客様商売なので、仕事量のコントロールができない。午前中はなかなかの繁盛ぶりだった。エンジニアさんとの連携が固定電話のみではやりきれず、ケータイも使用した。忙しいながらも、わりとタンタンとこなした。内心は小雨のせいか、気圧のせいか、アンニュイにぼんやり考え事をしていた。