「映画を観るのは時間の無駄」と言われた話。
こんにちは。猫ひかりです。
私は大学生の時、映像の勉強をしていました。
映画ってすごく奥が深くて。
その物語の時代背景、製作者の意図、役を演じた俳優達の思い...。
たくさんの要素が重なって作られているんですよね。
外国の映画だと人種差別や戦争のことがよく取り上げられていたりするので、その作品の細かいことを調べていると時間がすごく経っていたということがよくあります。
ただ、日本は映画離れが進んでいまして。
お盆の期間だけ映画館でバイトしたことがあるんですけど、そこの社員の方が仰ってたのは、
「いまの時代映画館だけで営業していくのは難しくて、ショッピングモールなんかと併設でないとお客様を呼べないんだよね。」
私が子供の頃は地元に映画館が2つありました。
小学生の時、兄と2人で当時やっていたアニメの映画を観に行ったらガラガラで。笑
終わった後「もう1 回観たい!!」となってスタッフのおじさんが「いいよ〜」と言ってくれたのでまた入って観ました。笑
(いまではありえないですが…恐らく迎えに来た母が追加の代金を払ったと思います)
その映画館は潰れてしまい、もう1つの映画館は一度は閉まりましたがまた営業しています。
そんな思い出もあり映画館と映画は私にとって人生になくてはならないものになりました。
そして、タイトルの言葉を言われたのは去年のこと。
とても衝撃的でした。
でも、同時に寂しい人だなとも思ってしまいました。
色んな人の人生を見られる、昔の時代のことが勉強できる、恋愛のほろ苦さを知れる。
「時間の無駄」と切り捨ててしまうには勿体なさ過ぎます。
映画をいまいち楽しめない…という方は是非その映画のことをもう少し掘り下げてみてください。メイキング映像を見たり、監督のインタビューを読んだり。
また違った視点で楽しめると思います。
それではまた次回の投稿でお会いしましょう。