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習近平によるジェノサイドに対し、議会は今すぐ行動を起こす必要がある

ジョシュ・ローギン(コラムニスト)
2021年12月2日午後6時34分(米国東部標準時)

 今週、英国を拠点とする民間の調査委員会が、中国政府の機密文書とされる文書を公開した。それによると、中国の習近平国家主席が、新疆ウイグル自治区の少数民族を組織的かつ、強制的に同化させるための基盤を自ら築いたことを示しているという。これは、現在進行中のウイグル人虐殺の根拠となる、これまでで最も有力な証拠である。にもかかわらず、なぜ議会は虐殺に関連する製品が、米国の家庭や企業で使用されるのを防止するための、簡単な法案を通過させることができないのであろうか?

 この文書は、2年以上前にニューヨーク・タイムズ紙が存在を明らかにした、中国共産党の通信内容の一部をリークしたものと思われる。その内容はというと、中国政府によるウイグル人の大量抑留、大量強制労働、強制的な人口管理、家族の破壊、そして文化の抹殺といったものであり、これは国連によるジェノサイドの定義である、『国家、民族、人種、宗教的集団の全部あるいは一部を破壊する意図をもって行われた犯罪』に合致しており、既にそのことを示す多くの証拠が追加されている。

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