一人暮らしで摂食障害気味に向き合う ~②一人暮らしのはじめの頃~
短大が美術系だったこともあり
最初に東京で得た仕事は
デザイン会社のアシスタント業務でした。
主に『版下』と呼ばれる
雑誌などの原稿のレイアウト作成なのですが
時代が古かったので
今のようなMac作業ではなく
全て手作業。
如何に太さの均一な
美しい線を引くかとか
そんなことに心を砕いていました。
会社は飯田橋だったので
駅のすぐ隣のビルには
魅力的なお店も沢山。
丁度バブル期でもあったので
何となく楽しそうな空気を感じていました。
ただ
なかなか話の合う友達も見つからず
相変わらず瞑想と陸上にしか
興味もなかったので
いつも食事は一人でした。
ファストフード三昧の時期を過ぎてからも
ほとんど自炊はせず
大抵は新宿駅あたりの
ドトール的なお店で軽食を食べ
足りない分は
パン屋さんで補給。
冷蔵庫には牛乳500mlがひとつと
ミックスベジタブルとマヨネーズ&
卵程度の状況で
たまにキャベツがあり
休日はこれらを使用して何かを食べていました。
そして
体重はこの時期が一番重く
身長155.5cmに対し
体重50kgをときどき超えていました。
陸上の練習は
休みの日に10km程度のジョグくらい。
不思議だったのは
高校時代とは似ても似つかない
楽な練習内容を
たまにこなしていただけなのに
意外とタイムは落ちなかったこと。
10kmを超えるレースは20歳を過ぎてからは
出ませんでしたが
5000mのレースは何度か出ており
毎回18分台前半をキープしていたので
体力があったということかな。
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