落ち込み処がズレている～恋愛相談から～

こんにちは～！
いつもお読み頂きありがとうございます。

以前頂いたご相談で、
「悩み自体がズレている」という
「人生のズレ」について
分かりやすいケースがあったので、
お伝えしたいと思います
（プライバシー保護の為、若干内容を変えています）。

かなりの美人さんなのに
何故かなかなか彼氏が出来ないというご相談でした。

彼女は美人であることに満足せず、相手に一生懸命アピールしているのに、合コンやお見合いでも「次」に繋がりません。

「私の何がいけないのか…」とがっくりと肩を落とします。
「私は呪われているんですか？」
「カルマ…ですか？」

…いやそういうんじゃないと思う…と思ったので

タロットで過去のお相手達の考えをみてみると
「僕に興味ないんだろうな」
「強そう」という想定外の要素が出て来ました。

これをお伝えすると
「確かに、そういうことを
言われたことがありますが…」との事。

「でも、じゃあ、カルマじゃなく？」

…ですね…。

「でも、どうすれば？」というので
まずはお化粧を変えることに加え
幾つかのご提案をしました。

彼女は紫微斗数と数秘のどちらで見ても
「繊細さ」「純粋さ」「品の良さ」がウリなのに
「キッチリ系」「洗練」などを意識した
メイクとファッションだったので
実際の性格よりキツくみえました。

しかし彼女は自分の「魅力」の認識もなく
「魅力がある」
「繊細さ・純粋さ」と言われても
しばらくピンときません。

紫微斗数で見ると
彼女の対人運は
「性格がキツい人」に出会いやすいことが分かるので
今まで出会った人たちから
「もっとビシっと」「なんだ、ダサいな」位の事は
言われていてもおかしくありません。

そういう人間関係を経て
他人から影響を受けやすい彼女は
自分のありのままの姿ではなく
他人が「こうあって欲しい」という姿を
良しとして追いかけて来たため
無意識に「ダサくならないように」
「イモっぽくならないように」ということ
ばかりに気を付けてきたようです。

更に考え方の傾向から
立ち止まって考えるより
とりあえず動くことが得意なので
努力の方向がズレたままだったのでしょう。

なので
「私のどこがいけないのでしょう？」という
問いに対して
「まずメイク。
それから無理が多いので、ナチュラルに修正しましょう。」
という回答になりました。

彼女は努力家なので
このように分かりやすいズレを見せてくれましたが
大抵はここまで努力を継続しないので
彼女ほど空振り具合は派手になりません。

落ち込みのポイントすらズレていたので
そもそもの問題の解釈も違いました。

だからこそ
私たちは自分をしっかり知る必要があるんですね。