【10連勝】コントロール守護ロイヤル
この記事の最新版はGameLabに掲載されています。
なぜ10連勝できたのか
この構築をパッとみてなぜ10連勝できたのか不思議に思う方も多いと思います。自分でも正直このデッキがここまでできるとは思っていませんでした。しかし結果として10連勝できたわけですから、そこには必ず理由があるはずです。
おそらくその理由というのは以下に挙げる2つになります。
1.有利対面と多く対戦した
10連勝の内訳は E:2、W:1、D:1、V:4、Nm:2となっています。(アルファベットは各クラスの頭文字)
この構築は背徳ヴァンプ相手には8-9割方勝てると言っていいほどのメタデッキとなっているので、ヴァンプを多く引けた場合当然連勝もしやすくなります。
2.相手の上振れ、自分の極端な下振れを引かなかった
連勝には相手と自分のデッキの回り具合という運要素も絡んできます。この10連勝の間では5Tロキサスや4Tプレシオのような相手の上振れを引くことなく、自分は最低限のキーカードを引けている状態でプレイすることができました。
3.OTKプランを組み込んだ構築
今回使用したゼルガネイア猛虎というOTKプランを組み込んだデッキでは、下振れていなければ自分のリーサルターンがそれまでのプレイングにほぼ関係なくやってきます。(キーカードを引く、相手のHP管理などはありますが…)なのである程度構築をファンデッキに寄せてデッキパワーを落としたとしても勝ちやすくなります。
このように今回の連勝では運が絡んでくる部分が大きかったため、この構築が現在主流の進化ロイヤルよりも優れているとは言えません。この連勝の後、自分でも少しの間この構築を使っていましたが勝率は良くて5割後半というところでした。
デッキのコンセプト
このデッキはラインハルトやペインレスサムライに守護を付与して相手のプレイングを乱しつつ、回復をしながら勝利を目指すコンセプトで作りました。
一番のメタ目標はロキサスエルフでしたが、守護プランに寄せすぎたため相手の堕落の決意がこのデッキに対して重く刺さりメタになりませんでした。
一方、守護軸に寄せた結果として特にメタ目標としていなかった背徳ヴァンプに対する強力なメタとなりました。
デッキ紹介
既存の進化軸に守護要素を組み込んだ構築になります。守護要素だけでは相手の盤面を返しきれない場面が多く、守護の強みを発揮することなくゲームが終わってしまうのでこのような組み合わせになっています。
盤面とHPの正確なコントロールを要求されるデッキなのでプレイングの要求値は高めだと思います。事実、自分もこの構築を使っている間大量のプレイングミスをしました(-_-;)
氷獄の顕現
進化ロイヤルではなかなか見ることのないカードだと思います。
このコントロール守護ロイヤルでは4ターン目(特に先攻)特に強い動きがありません。また連携回数稼ぎを急いだり、盤面を作ることを意識する必要がないのでこのカードを使う時間は十分あります。
また欲望を纏う者の回復効果がコントロールデッキとの相性がよく、守護の準備までの繋ぎとなります。
プレイング
vsロキサスエルフ
相手が堕落を持っていないことをお祈りします。
細かいプレイングとしては相手の盤面にいるコッコロやワンダーコックをあえて残すことによってロキサスやヴァーミンハンターの妨害をすることが求められます。
↑のようにカゲミツだけ仕込んで盤面を返す、↓のようにコッコロを処理しないなど。
vs背徳ヴァンプ
ラインハルトに守護を付けるだけで勝手に成長して相手が自滅してくれる対面です。
気を付けることは鏖殺の大悪魔の11+進化2点=13点、ルシウスの打点(相手のHP)&盤面を3枚以下にすること、そして一番覚えておきたいのが6枚融合のバアルの処理順がバアル6点→背徳(最大6点)→ラインハルト回復&バフとなることです。つまり最大12点がラインハルトに飛んでくるので運が悪ければ処理されてしまいます。
vs連携ネメシス
ペインレス(進化前)に守護を付与して相手の破壊体数稼ぎの邪魔をします。上の画像のように完ぺきではないものの1ターン盤面をロックするだけで相手のアイシィレンドリングやヴォイドリアライズのような強力なカードの発動を遅らせることができます。
序盤に囮として進化後ペインレスやラインハルトを出しておくことで相手のパペットボックスを消費させるプレイングも後の守護につながるので効果的です。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。ロイヤルの構築の幅が広がるきっかけになりそうなデッキを紹介しました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?