盤面制圧・ヴァルフリートロイヤル
新環境になって追加されたロイヤルの新しい軸、ヴァルフリートロイヤルを紹介します。ヴァルフリートを重ね掛けすることによってできる高スタッツフォロワーが魅力で、ロイヤル好きなら間違いなく楽しめるデッキです!
デッキ紹介
ヴァルフリートによってバフされた兵士で中盤の盤面形成+疾走で勝利を目指すミッドレンジデッキです。
ここからこのデッキの特徴を紹介します。
ドローソースを豊富に採用している
兵士フォロワーを主軸としたデッキの場合、細かいコストのカードを組み合わせて使うことが増えるので手札の枯渇が起こりやすくなります。これを防ぐためにはドローソースの採用が必須となります。
また、せっかくヴァルフリートでバフをかけてもその兵士を手札に持ってこれなければ意味がないためドローソースの採用はこのデッキのパワーを上げることにもつながります。
兵士フォロワーの採用枚数を絞っている
このデッキではヴァルフリートロイヤルの主軸となる貴族の舞踏を最大限生かすための2コストフォロワーの採用をしています。
ペインレスサムライ
ヴァルフリートの効果発動後に舞踏から出ることで盤面形成と疾走打点両方の役割を果たすことができます。エンハンスなしで舞踏を使った場合でも盤面に残りやすいため相性がいいです。
オネストシーフ
エンハンスなし舞踏でカゲミツが出てしまった場合にこのカードがセットでいればカゲミツを無駄なく使うことができます(オネスト進化、靴カゲミツ)。
それだけでなく、ヴァルフリート進化時(6ターン目以降)にできる隙を埋めたり、アンリエットやカゲミツのために進化回数を稼ぐこともできます。
他の2コスト達:
ワルツやイルミスナなどの2コスト兵士フォロワーもヴァルフリートの恩恵を受けることができるので当初採用候補にいれていました。しかし、これらのカードは進化前のパワーが低い=ヴァルフリートの動きと噛み合わない、また舞踏との相性も悪いため不採用となりました。
プレイング
このデッキはヴァルフリート以外の指揮官フォロワーがいないため、他のロイヤルのデッキとプレイングが大きく変わります。
マリガン
ヴァルフリート、ゲルト、バニー&バロン、カゲミツ:
先後問わずなにがなんでも引きたいカードです。特にヴァルフリートは二枚キープ(ゲルトもヴァルフリートとカウントする)までOKだと思います。
ラディカルガンスリンガー(1枚まで):
先後問わず、他のマリガンでキープしたいカードが全くない場合か、ヴァルフリートが見えている場合にキープします。
呼び出し、躓き(どちらか1枚):
躓き:見えたらとりあえずキープで大丈夫です。
呼び出し:できればヴァルフリート後に使いたいカードなので、ヴァルフリートが見えていない場合にキープします。
序盤の動き
このデッキは中盤から一気にデッキパワーがあがるデッキなので、序盤はどうしても弱くなってしまいます。なんとか中盤につなげるために意識するポイントは、
・バニー&バロンをデスペラードショットにする。
・ヴァルフリートが見えているならドローソースは温存(特に呼び出し)
この二つです。
ヴァルフリートやバニー&バロンは横に広がった面への対応力が低く相手の盤面展開を返すことができません。デスペラードショットをとっておけば、ヴァルフリートで温存した進化権と合わせて使うことでその弱点を補うことができ、中盤への繋ぎとなります。
バニー&バロンを素出しするより、ヴァルフリートへの進化を優先したいこのデッキではデスペラードショットの運用がカギになってきます。
※ヴァルフリートが全く見えていない場合は魔導四輪車・Vを軸としたプランを検討する必要があるのでデスペラードショットにしないほうがいいこともあります。
進化ロイヤルなら余ったppでこのカードを使うという動きが主流でしたが、ヴァルフリートロイヤルでは違う使い方をする方が強いと思います。
ヴァルフリートが引けていない場合:
ヴァルフリートをサーチするためのカードとして使います。
ヴァルフリートを引けている場合:
ここが大事です。ヴァルフリートを引けている場合、このカードを使ってしまうとデッキの兵士フォロワーをバフされていない状態で引くことになってしまいます。また手札のドローソースの枯渇にもつながります。
なので、この場合はヴァルフリートの効果が起動した後に使うことによってバフされた強力な兵士フォロワーを手札に集める動きが強いです。
※躓きに関してはコストが重いので、序盤にppが余るなら連携回数を稼ぐため、またデッキ圧縮のために使ってもいいと思います。
終わりに
ここまで読んでいただきありがとうございます。ヴァルフリートロイヤルについて簡単に紹介させていただきました。今後追加されるカードでどんどん強化される軸だと思うので今のうちから慣れておいて損はないと思います!
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