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2024年の創作方法を振り返る

 おはようございます、こんにちは、こんばんは。初めましての方も、そうでない方も、どうも、猫憑ケイジです。
 今日は、2024年の創作を振り返ってみようと思います。


2024年の公募戦はまだ終わってはいない。

 初っ端からなんですけど、2024年はたくさんの公募に参加させてもらって、大爆発を繰り返した1年でした。
 そして、11月・12月とまだまだ結果待ちの公募が複数あります!

\ つまり……僕の公募対戦はまだまだ終わっていないというわけです! /

 なので、2024年の公募戦績については、すべての結果が発表されてから、改めてnoteにてアップしようと思います。

 じゃ、今日はなんの話をするんよ?
 ってことだと思うんですけど、本日は、今年、自分がどんな風に創作や公募に向き合ってきたかの振り返りをしていこうかなって思ってます。

 よろしければ、暇つぶしにでも読んでいってくださいね٩( ᐛ )و!

2023年は、ただただ書いただけの年だった。

 初めてのnoteでも触れたかと思うんですけど……。僕は、公募歴も創作歴も浅いヒヨッコ公募勢です。
 2022年は、初めて創作に手を出した年でした。そんなわけで、長編を書き上げただけで満足!

 2023年は、改めて長編をもう一本書き上げました。(結果は、電撃大賞3次落ちでした)それ以外では、2022年に書いた処女作の改稿をしたり、新作を書きかけてはエタってしまったり……と、なかなか長編を複数作捻出することが出来ませんでした。
**エタるとは、書き切ることができずに作品が未完になってしまうことです**

 そして、2023年の終わり、僕は思ったのです。
「これではいけない! どうにかしなければ!」……と。そして、僕は自分自身のレベルアップのために、とあることをチャレンジすることにしたのです!

3ヶ月連続、1ヶ月で長編1作脱稿チャレンジ!

 2023年の暮れ、僕は思いました。
 今の自分には、長編を書き切るだけの実力が足りない──と。
 思い立ったら吉日。僕は早速、公募用原稿の長編(約10万文字)を1ヶ月で1作品脱稿するチャレンジキャンペーンを実施することを決めました! 手持ちのプロットは3本。つまり、3ヶ月連続、月1ペースで物語を書くだけの下準備は揃っています。
 「やるしか……ねぇだろ……(生唾ごくり)」

 焦ったいのも嫌なので、さっさと結果をご案内します。

 書きましたよ! 1ヶ月で1作品! それを3ヶ月連続で!
 しかも、僕は自分に科した足枷はそれだけではありません。毎作品、ジャンルを変える──! 

 
というのも、僕は思うんですよね。書いたことのないジャンルに手を出すことで、学ぶこともあると思うんです。特に、新人のうちなら尚更。「僕の得意ジャンルはコレ!」と自分自身で知っていることも大切なことだとは思うけれど、それを言い訳にして自分自身ではまだ気がついていない才能の原石を自ら捨てにいくこともないよね……と。

 自分の得意ジャンルはコレ! と自信を自信を持って言えるようになるためには、自分の不得意ジャンルはコレ! それを知っていないといけないということで、得意・不得意を理解するには、経験と体感をするしかないんですよね。(あれ、なんか進次郎構文になってる?!)

(ま、いっか……)

 今までに書いたことがあるジャンルは、ファンタジーと王道ラブコメ。それじゃ、他ジャンルで早速書いてみよう! と、僕は2023年を迎えました。
 そう、3ヶ月連続、1ヶ月1作脱稿キャンペーンの始まりです。

 

1月のチャレンジ。 コメディーを書こう!


 まずはサクッと『魔法少女とオタク男子が繰り広げる現代ファンタジーコメディー』に着手しました。ラブな要素もあるけれど、笑って読めるようなハイテンションなキャラ達を盛り沢山に入れた、異色魔法少女モノのコメディーです。
 順調に、1ヶ月で脱稿することが出来ました!

 ちなみに、この作品はすでに公募に出して落選して戻ってきています。
 選評の言葉は……。
『キャラが立ちすぎていて、感情移入しにくい』とのことw w w w w
 キャラは立っていてナンボ!……とよく選評でコメントが返ってくると有名なレーベルから、『キャラが立ちすぎ』と言われるほどのハイテンションっぷり。改めて読んだら、「あぁ、この主人公。完全に芸人だわ……w」と自分でも納得でした(゚∀゚)グハァ!
 しかし、自分はハイテンションキャラを今までに作り出したことがなかったので、これはこれで良い勉強になりました。

 教訓 → 何事も加減が大切。 (そりゃそうだ。)

2月のチャレンジ。 職業モノを書こう!

 次に着手したのは、職業モノ『ラノベ編集者とラノベ作家のドタバタ群青劇』です。ラブとは言えないくらいのほんのりとしたラブコメ要素を交えつつ、大好きな地の文を凝りまくって、ガツガツと書き進め、こちらも順調に1ヶ月で脱稿することが出来ました!
 のちに、この地の文が『神視点』と言われる創作界で禁忌(?)と言われる手法であったことを、下読みしてくださった公募仲間さんから教えてもらって知るという、初歩的なミスを知ることになりますw
 が、この時はそんなことに気がついてもいないので、ウホウホで脱稿の余韻に浸りました٩( ᐛ )و

 ちなみに、この原稿は電撃大賞へと送り、無事に……!
 一次落選を決め込んでいます、です、はいw w w
(現在は、大改稿を済ませ、バージョンアップしたモノを他公募へと送っている段階です。好きな作品だから、高次に行ってくれるといいなぁ(゚∀゚)……)

3月のチャレンジ。 SFを書いて、一般文芸に出してみよう!

 そして、チャレンジの最後を締めくくるのが、『近未来のディストピア世界を舞台にしたSF』です。

 実は、この話は2023年に一度脱稿しているものになります。
 ライトノベルらしく……を追求し、いろんな要素を盛り込んだ結果「何か違うんだよなぁ」と違和感を覚え、お蔵入りしそうになっていた作品です。それが2023年の年末、機会とご縁がありまして、とあるラノベ作家先生に下読みをしてもらえることになりました。(僕はこの時、誰かに下読みをしてもらうという体験を初めてしました) 
 下読みのフィードバックをツイッターのスペースにてお話してもらった結果、当初考えていた元々のプロットの方が良かったのではないか……と思い直します。
 というのも、いろいろな『ラノベ要素』を詰め込んだのは、自分が創り上げたSFの世界観に自信がなかったからなんですよね……。「SF感が足りないからもっと足さないと!」そう思い、加算した部分が全て邪魔になってしまったようでした。下読みしてくれたラノベ作家先生はSFもお好きな方のようで、「オリジナルの設定のままで、充分にSFになっているよ」(的なコメントだったと思うのですが、緊張していたので、若干脳内補正がかかっているかもしれない)と言っていただいたこともあり、今回、完全に書き直しの作り替えをすることにしました。

 「せっかく10万文字くらい書いたけど……いったん、全てを白紙にしょう!」
 そう決めた僕は、ネタの根幹だけを残し、構成からキャラ設定、全てを作り直しました。
 それが、3月に書き始めることになる、この作品です。

 苦戦しつつも、なんとか1ヶ月で脱稿することに成功!
 しかし、僕は気が付きます。
「これは──! ライトノベルではない……w w w w w」

 なのでこの後、推敲なる推敲を重ねに重ねまくって(2ヶ月に渡る怒涛の遂行)、今現在は、とある一般文芸・エンタメ文芸の公募へと出しています。
 正直かなり頑張った作品なので、頑張って欲しいとは思ってはいるのですが……なにぶん、エンタメ文芸の公募に初挑戦になるので、結果にはあまり期待していない自分もいます。
 自信はあるけど、方向性が正しいのかはわからないという感覚ですね。

3ヶ月連続、1ヶ月1作脱稿チャレンジ無事に終了! 学んだことは?

 3ヶ月連続で書き上げ続けた僕は、いくつかの気づきを得ることが出来ました。

 1つは、自分は描こうと思えば書けるということ。(3ヶ月で3本脱稿出来るということは、たくさん書けたということなんです。進次郎構文より)
 これは、確かな自分への自信へ繋がったので、大変だったけどチャレンジしてみて良かったなと思っています。

 2つに、物語を書く上で、自分は構成というものを知らなすぎる、ということ。これはチャレンジ続行中に気がつくことが出来、3ヶ月間、構成について色々を勉強をしながら試行錯誤しました。
 今のところ、自分はハリウッド三幕をベースに感情線を加えた構成が好きだし、それが自分には一番書きやすいということがわかったので、これからもこの構成を使いつつ、さらに精度を磨いていこうかなと思っています。

 3つ目は、自分はラブコメが好きなのかもしれないという気づき、です。
 小説を書く前のプロットの段階だと、僕はファンタジーとかバトルもののプロットが思いつきやすいんですけど。今回3ヶ月間、別ジャンルの話を書き続けていて気がついたのは、『なんか……なにを書いてもラブ要素が入ってくるな』ということです。
 何を書いてもそうなってしまうというのは、それは手グセのようなもので、それはつまり性癖ということです。それって、つまり、そういうことだよね?
 僕、ラブコメが好きみたいですわ(今更)
 そういえば、2023年(電撃3次)も2024年(電撃4次)も、ラブコメだった。(うん、もう、つまり、そういうことだよ……。)

 お前は、黙ってラブコメを書け!
(あれなんか、ラノベのタイトルみたいになってしまった。)

脱稿チャレンジのあとは何をしている?

 なんか、ここまでで3600文字くらい話してるんですけど、まだ3月末です! 
 (一年の半分も経ってないじゃん。)
 チャレンジを無事に終了した僕は、脱稿した作品の推敲やその他諸々の改稿などをして、さまざまな公募に作品を出しまくりました。

 4月〜8月は、そんなこんなで、推敲・改稿・公募仲間の下読みなど、去年はあまりしてこなかった作業にも熱を込めて打ち込みました。

 その作業と並行して、今年はいくつかの短編にも挑戦。
 他作業をしつつも、この時期に短編を2作品ほど作りました。
 初めてのウェブ系公募への挑戦、note創作大賞などにもチャレンジしました。
 (気になる結果は……みなまで言わせないでくれたまへ)

 今現在は、リアルで交通事故に巻き込まれたり、クレカ詐欺にあったりとバタバタしているので、執筆にあてる時間が少なくなりつつも……。
 手を出したことのない、戦隊モノにチャレンジ中です。
 ラブコメ要素が一切ない、生粋のバトルものなので、四苦八苦していますが、これも良い勉強を自分に言い聞かせ、のんびり執筆中です。

2024年はチャレンジの年だった。

 現在書いている戦隊モノを最後に、今年の創作は一旦区切りがつきそうです。次回作の作業入りは、年末から来年の頭に入ってからになりそう。
 
 そんなこんなで、2022年は創作初めの年。
 2023年は、「やったー書いてみたよ」の年。
 2024年、もっと本気になりたい! だから上手くなりたい! いっぱい勉強して、いっぱい新しいことにチャレンジして、自分を追い込んで成長したい! という年でした。

 もちろん、来年もその姿勢は変わりません。
 今年一年だけでも、自分の中で大きな進化があったのではないかな……と感じることの出来る創作1年だったような気がします。

 勉強・修行の姿勢はこのままに、来年はもっとリラックスして楽しんで書くを優先してあげようかなと思っています。

最後に……。

 ここまでお読みいただきまして、ありがとうございました!
 皆さんは、どんな創作な1年をお送りですか? 良かったら、コメント欄にて教えて頂けると嬉しいです!

 11月・12月に発表される公募の結果をワクワク・ドキドキ・ザワザワ・ガクガクと待ちながら、今年発表される全ての結果が出揃ったら、改めて2024年の公募戦績を発表したいなぁ〜と思っています。

 それでは、またお会いしましょう!


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