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着物とか、茶道とか、伝統工芸とか。

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職人さんの想いが込められた手しごとは、使うたび、纏うたび、幸せな気持ちになるのです。 まぁまぁ一服、いかがですか。
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#毎日note

楽に着物を楽しみたい。補正タオルは必要?

楽に着物を楽しみたい。補正タオルは必要?

着物を着たい!と思って、必要なものを調べて、「うわ、こんなにいろいろ使うのか…」って挫折する人、結構いると思う。

初めこそ教えられたとおりにアレコレ揃えて着てましたけど、だんだんと、「いかに少ないアイテムで楽に着るか」というのを考えたくなるのですよね。

だって、苦しいし、重いし。

街にお出かけ~な時は、襟芯・帯板使わないし、帯枕いらない結び方(銀座結びとか)をする。これらがないだけで相当軽く

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茶道はお金がかかりそうというイメージについて

茶道はお金がかかりそうというイメージについて

スポーツジムでもヨガでもピアノでも、入会金○○円、月謝〇〇円といった具合に、今どき明瞭会計が当たり前。

でも茶道って、そういうのが見えづらいんですよね。

免状の種類がたくさんあって、その度にお金がかかって、先生にも何やら包まないといけないらしい…みたいな、漠然とお金がすごくかかるイメージがありました。

まぁ、ネットで調べれば、実際のところどうなのかを書いてくれてる方がいるのですけれど。

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途切れてしまう前に。

京都に憧れて移住して思ったのは、意外と、都会だな、ということ。

もちろん職人さんとか町家とか文化とか、残ってはいるけれど。

旅行のときには雰囲気あるな~と思っていた祇園や清水寺周辺も、チェーン店とか、ザ・観光客向けな店が結構あって。

1年に1~2回は京都に旅行に来ていたけれど、
食べ物も、お土産も、
あぁ、全然京都の”ほんまもん”を見れてなかったんだなぁって気づいた。

京都に住んでからは、

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着物っていつ着ればいいの?

着物っていつ着ればいいの?

学生の頃から着物に憧れてました。
春を思わせる淡い色に、流れるように花々が描かれた着物。金糸が煌めく古典柄の帯をキリリと締めたら、黒髪をまとめて簪をさして――

楚々とした立ち居振る舞いの女性。百合の花を思わせるような、気品あるたたずまい。

そんな女性像に憧れて、私もいつか着物を、と思っていたんです。

でも、でも。

気付いてしまった。そんな豪華な着物、着る機会なくない?

思い浮かぶの、友達

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