マガジンのカバー画像

着物とか、茶道とか、伝統工芸とか。

17
職人さんの想いが込められた手しごとは、使うたび、纏うたび、幸せな気持ちになるのです。 まぁまぁ一服、いかがですか。
運営しているクリエイター

2024年4月の記事一覧

着物を着たい。でも草履は歩きにくいし痛いから…という人へ。

着物を着たい。でも草履は歩きにくいし痛いから…という人へ。

着物のハードルは悲しいかな山ほどあるけれど、足元の問題は切実だと思う。歩くのがしんどかったらどこにも行けないもの。

小学生の頃、夏祭りに浴衣を着ていくのがものすごく楽しみだった。けれど同じくらい下駄を履くのが嫌だった。

かならずマメできるし、絆創膏くらいではとうてい守り切れない。せっかくの楽しいお祭り。屋台もたくさんまわりたいのに、歩くのが痛くて痛くて…かといって洋服のサンダルを履くのは負けた

もっとみる
ちいさな夢。

ちいさな夢。

京都高島屋で開催されていた「文化勲章三代の系譜―上村松園・松篁・淳之」を見に行ってきた。

上村松園さんの描く女性がとても好き。

女性らしい柔らかさもありながら、強い意思がある。
外面的な“女の美しさ”ではなくて、一人の人間としての美しさがあるというか。芯があって、絵の中で生きている感じがするのです。

あと、着物の組み合わせが素敵。
画集を見ていると、ファッション雑誌を見ている気分になってくる

もっとみる