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【デッキ記録】ばくれつクエスパトラデッキ(ステラミラクル環境)
今回は「ばくれつクエスパトラデッキ」を紹介します。このデッキはクエスパトラexをメインポケモンとして、フォレトスexの特性ばくれつエナジーで一気にエネ加速を行い、短期決戦を目指すデッキです。
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画像
https://www.pokemon-card.com/deck/result.html/deckID/HQgni6-gVr29W-H6HLQn/
キーカードについての考察
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クエスパトラex
強み
特性により、このカードがバトル場にいる限り、相手はワザを打つためのエネルギーが無色エネルギー1個分多くなります。相手のエネルギーの使い方のプランを崩すことができます。
草タイプなので、悪リザードンの弱点を突くことができます。
逃げエネが1と低く、縛られにくいです。
弱み
青天井火力が出るとはいえ、エネルギーを大量につけない限り、基本的に火力は低めです。特に、相手にエネが付いていないと火力が出にくいため、ボスの指令でロトムやネオラントを倒すことも難しいことが多々あります。エネ5枚でやっと180ダメージ。Vやたねexをワンパンできる240ダメージにはエネ7枚が必要です。
進化前のヒラヒナはHPが最大50しかなく、サマヨールのカーストボムで倒される数値です。逃げエネ0のヒラヒナを使う場合、HPが30しかありません。
考察
特性を活かして中打点で相手を妨害しながら遅めの展開に持ち込むのが基本的には合っていると思います。しかし、現在の環境ではゲームスピードが速すぎて、遅めの展開に持ち込むのも難しそうに思います。ヒラヒナのHPが低く、カーストボムやファントムダイブで簡単に倒されることも、遅めの展開に持ち込むのが難しいと感じる要因です。
そこで今回は、あえてアグロデッキとしての運用を目指してみます。アグロデッキとして運用するなら、中打点ではなく高打点でワンパンしていきたいところです。エネが付いていないVやたねexをワンパンできる240ダメージにはエネ7枚が必要、Vstarやピジョットをワンパンできる300ダメージにはエネ9枚が必要、330ダメージにはエネ10枚が必要です。相手に何枚かエネがついているとしてもかなりのエネが必要なので、エネ加速力の高いフォレトスexと合わせることを考えました。
ヒラヒナ
エヴォリューションでの進化を考えて、逃げエネ0のHP30のヒラヒナを3枚採用しました。ひらひなを2体並べた際にドラパルトのファントムダイブで1体は生き残れる状況を作れるように、HP50のヒラヒナも1枚採用しました。
フォレトスex
特性ばくれつエナジーにより、自身を気絶させるかわりに山札から基本草エネルギーを5枚まで選び、自分の場のポケモンに好きなようにつけることができます。
序盤からエネを5枚も加速できるのは魅力的です。相手に序盤からサイドを2枚とられることも、ナンジャモやカウンターキャッチャーを序盤から強く使えるメリットと捉えることもできます。
一方で、サイドを2枚取られるということは、相手にサイドを取り進められた後の中盤以降はこの特性を使う余裕がない可能性が高いことを意味します。序盤にエネを加速した後は、そのエネ加速のアドバンテージを大切に活かしたいです。
ヨルノズク(ほうせきさがし)
自分の場にテラスタルのポケモンがいれば、山札からトレーナーズのカードを2枚サーチすることができます。クエスパトラexもフォレトスexもテラスタルなので、どちらも1進化とはいえ条件は満たしやすいです。
アカマツ
エネ加速手段をフォレトスexだけに頼ってしまうと自由が利かないし、フォレトスexだけでは1ターンでエネ6枚しかつけられずたねexのワンパンラインに届かないので、アカマツも採用します。
その他採用カード
ハイパーアロマ
先行を取った場合、2ターン目でクエスパトラexとフォレトスexの2体を立てたいため、ACE SPEC 枠にはハイパーアロマを採用します。
ワザマシン エヴォリューション
後攻を取った場合、HPの低いヒラヒナをドラパルトのベンチ狙撃から守るためには、エボリューションで進化させるのが一番だと判断しての採用です。
キャンセルコロン
2枚も入れたくないのですが、ミミッキュもオーガポンいしずえのめんexも突破できないので、仕方なくの採用です。
カウンターキャッチャー
フォレトスexとの相性が良く、1枚採用です。
ボスの指令
カウンターキャッチャーが使えない状況も多いため、こちらも2枚採用です。
すごいつりざお
クエスパトラexがサイド落ちしたときなど、欲しい局面があったので入れました。
マナフィ
後攻1ターン目でエヴォリューションを使えなかった場合など、マナフィを置きたい場面も多いので採用しました。
採用検討カード
げんきのはちまき
ダメージが10あがれば、HP220, 280, 310というよく見るラインに届かせやすくなります。
レッスンスタジオ
げんきのはちまき同様、ダメージが10あがれば、HP220, 280, 310というよく見るラインに届かせやすくなります。
ペパーでサーチできない代わりに、スタジアムの貼り換えにも使えます。
ワザマシン デヴォリューション
ピジョット対策としてあってもよいかも。
基本超エネルギー
草エネルギーとのバランスは調整余地がありそうです。
プレイスタイル
ばくれつエナジーを使うならヒラヒナ、クヌギダマ、ホーホーを揃えておきたいです。リザードンなど、エネ加速力が高くクエスパトラexを簡単に倒されるデッキに対してはばくれつエナジーを使わずに戦うプランを取ります。エネ加速力がそこまで高くなく、クエスパトラexが生き残る可能性が高いドラパルトのようなデッキに対してはばくれつエナジーを使うプランを取ります。
以上がばくれつクエスパトラデッキの紹介です。ジムバトルに出場して2勝2敗でした。面白いデッキだと思いましたら、遊んでみていただければ幸いです。
また、疑問点や改善点などありましたらぜひコメントで教えていただけますと幸いです。