私がハロヲタになるまでの全記録①
今はハロヲタをしている自分だが、歴としては10年ほどである。10年って結構な年数な気がするけど、26年の歴史を持つハロプロの前では、ちょっと前くらいの長さになってしまうのが恐ろしい。
そんな私には、ハロヲタになる前は別の趣味があった。
〜小学校時代:モーニング娘。可愛くて好き期〜
私は年齢がベリキュー世代のため、小学校時代はモーニング娘。の黄金期真っ只中だった。誇張なしにクラスの女子はみんなモーニング娘。が好きだったし、それは例外なく私もだった。ただ、この頃は今のようなガチガチのファンではなく、「可愛いし、クラスのみんなも好きだから私も好き!」くらいの感覚だった。
でも振り返ってみると、テレビも雑誌も漫画もグッズも、いたるところにモーニング娘。がいた。それだけ目にする機会も多いし、今のように他に楽しめるものがたくさんあったわけでもないから、小学生の自分がモーニング娘。を好きになるのは必然だったように思う。
当時読んでた漫画あった。懐か死ーー
モーニング娘。では、安倍なつみちゃんと加護亜依ちゃんが特に好きだった。単純に可愛いので。でも、クラスのボス的女子が加護ちゃん好きを公言してて、陰キャ中の陰キャである私も好きとは言いづらい雰囲気だった。だから、何となく加護ちゃんを好きな気持ちを抑えてた記憶がある。
ちなみに2019年のひなフェスでWが大復活した時、運良く会場で見れてたので、辻加護が初っ端に出てきた瞬間、反射的に人生最大のボリュームで叫んでいた。この時は小学生の時の自分が蘇ってきて、抑えてた分も大解放されたのだろう。今でもあの感動は忘れられない。
(動画17:47〜)
〜中学校時代:お笑い面白くて好き期〜
中学生になってからは、モーニング娘。のことはパッタリと追わなくなっていた。好きな理由も確固たるものではなかったし、中学生になると部活や塾で小学生の頃より自由時間が少なくなったことも原因だと思う。なので、モーニング娘。加入をリアルタイムで見てたのは6期までで、7期からは後追いで知るレベルになっていた。
ただ、自由時間が減ったからと言って、趣味がなくなった訳ではなかった。塾や宿題で小学生の頃に比べて夜遅くまで起きていたことで、深夜のバラエティ番組を見るようになった。特に好きでよく見ていたのは、NHKの「爆笑オンエアバトル」、日テレの「中居正広のブラックバラエティ」、テレ朝の「くりぃむナントカ」。
こういうお笑い番組を見るようになり、「お笑いって面白くて楽しい!」と気づいた私は、中学生から大学生くらいまで、ずっとお笑いが好きであった。
〜高校時代:お笑いにさらにハマる期〜
お笑いが好きな気持ちは、高校生になっても冷めることはなかった。むしろこの時代は、ショートネタブームと言われる頃で、フジテレビの「爆笑レッドカーペット」を初めとして、テレビで芸人のネタをたくさん見れたので、飽きることがなかった。特にフジテレビの「THE THREE THEATER」と「爆笑レッドシアター」がめちゃくちゃ好きで、特集記事が掲載されたお笑い雑誌(お笑いポポロとか)まで買っていた記憶がある。
当時、コミュニティサイトにお笑い番組で見た芸人のネタの感想をわざわざ一組ずつ書いたりしていた。思い出すと恥ずかしすぎる。それくらいお笑いにハマっていた。(まぁ今も同じようなことしてるので、対象は違えど根本的には変わっていないのが分かる)
〜大学時代:お笑いライブ通いまくり期&女性アイドルにハマり期〜
大学に入って、それまでと決定的に違うことがある。上京したことで、ライブに気軽に行けるようになったことだ。地方に住んでいた私は、基本的にテレビでお笑いを楽しんでおり、ライブは地方でたまに開催されるお笑いライブみたいなものくらいしか行ったことがなかった。
それが、ちょっと電車に乗ればお笑いライブを見れる環境に来たものだから、めっちゃ見に行った。よしもとの劇場はもちろん、新宿・渋谷・下北沢あたりの劇場をぐるぐると周っていた。
高校生の頃から、爆笑オンエアバトルの影響で「流れ星」という芸人のファンだった。だから、基本的に流れ星が出演するライブを見に行っていた。
流れ星は結構な熱量で応援していて、ちょうど私が大学生の頃に開催されていた「THE MANZAI」という賞レースで流れ星が活躍してメディア露出が増えたこともあり、Twitterで芸人infoみたいに出演情報をまとめるなどの活動もしていた。活動て。
大学時代には、お笑い以外に女性アイドルにハマり始めた。きっかけは、ももいろクローバーZである。既に人気は出ていて、私はYouTubeで見た「行くぜっ!怪盗少女」の玉井詩織ちゃんの可愛さに心を撃ち抜かれ、「Z女戦争」から本格的にモノノフとなった。小学生時代の「可愛いからモーニング娘。が好き」という感覚は、どうやら自分の根源的なものだったらしく、今でもあらゆる感情の中で「可愛い」と思うことに心を揺さぶられる。
ちょうど私がももクロにハマった時期は、勢いが跳ね上がっており、ハマった年に紅白歌合戦に初出場したり、その後も国立競技場でライブをするという目標を掲げて見事達成したりと、とにかくファンとしては嬉しいこと尽くしだった。大きなライブ会場で、豪華なセット、ド派手な演出。毎回ライブに行くのが本当に楽しみだった。
同時期、別の女性アイドルにもハマる。大学時代の自分、趣味に費やせる時間ありすぎ。
私が好きになったもう一つのグループは、乃木坂46である。きっかけは、テレビ東京で放送されていた「乃木坂って、どこ?」という番組をたまたま見たことだった。乃木坂46は名前を聞いたことがあるくらいの状態だったので、もちろんメンバーのことは知らなかった。そこで初めて見た生駒里奈ちゃんの可愛さに衝撃を受けた。やっぱり私を突き動かすのは可愛いと思う気持ちなのだ。
その後、すぐさまデビューシングルの「ぐるぐるカーテン」を買った。
乃木坂は結局、ライブや握手会に行くことはなく、「乃木坂って、どこ?」を見るのと、CDを買うのに留まった。大学生のバイト代でやりくりするには、ライブはお笑いとももクロだけで精一杯だったのも影響していたと思う。
それでも、「乃木坂って、どこ?」がバラエティ番組としても面白くて、乃木坂の曲も好きなのが多かったので、ファンとしては満足していた。
生生星と制服のマネキン、永遠に好き。
こいつ、いつハロプロにハマるねん。続く。