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私がハロヲタになるまでの全記録 ②

お笑い、ももクロ、乃木坂46を見ることで生きながらえていた私だが、とあるアイドルとの邂逅を果たす。この出会いが、私をハロヲタにしたのである。
きっかけは、しょこたん(中川翔子さん)のTwitterだった。ある日、しょこたんのツイートに出てきた女の子に目が止まる。

「えっ、この子可愛い…モー娘。なんだ、へ〜。ん?モー娘。って今誰がいるんだ…?」
非ハロヲタ丸出しの反応だったと記憶している。でもとにかく飯窪春菜ちゃんが可愛くて、気になったら即リサーチすることに定評のある私は、モーニング娘。について調べ始めた。

「あ〜、今も道重いるのか。てか道重以外分からんのに、今月で卒業すんのかい!」
非ハロヲタ丸出しの反応その②。ぶん殴ってやろうか、こいつ。
さゆに関しては、リアルタイムで加入を見ていたし、ロンドンハーツなどバラエティ番組にもよく出ていたので知ってはいたが、正直それ以上のことは何も知らなかった。

幸運なことに、モーニング娘。の公式MVやハロプロの公式番組がYouTubeにあったため、情報が得やすかった。
まずは懐かしい気持ちで、過去のMVを見ていた。特に、「シャボン玉」に激ハマりしてしまって、飽きずに何回も見ていたのを覚えている。小学生の当時も聞いてたけど、MVをちゃんと見たのはこの時が初めてだったかもしれない。

昔好きだったなっちと加護ちゃんが可愛いのはもちろんだったが、何より曲が好きだと思った。多分、昔はそこまで深く聞いてなくて、少し大人になって改めて聞くと、違う発見があった。それは他の楽曲にも言えて、この時は「Do it! Now」と「AS FOR ONE DAY」も知ってたけど、今聞くと良い曲だなぁと思っていた。

それから、過去のものから最新シングルまで、一通りMVを見た。そうこうしているうちに、さゆの卒業日となる。たまたまスカパーを契約しており、さゆの卒業コンサートの生中継を見ることができた。コンサート自体は、感動するなぁくらいの気持ちで見ていた。そりゃ今のモーニング娘。を知って20日間くらいしか経っていないので、感想がその程度なのも無理はない。
話はその後である。あのコンサートの何が凄かったのか(いわゆるフクムラダッシュなど)、Twitterやネットに書かれているものを読んで、今のモーニング娘。がどんなグループであるかを思い知らされた。

それを気に、モーニング娘。ひいてはハロー!プロジェクトにも興味を持ち始め、CDを買ったり、ハロ!ステなどの公式YouTube番組を見るなどして、モーニング娘。やハロプロメンバーのことを少しずつ覚えていった。
前述したように、この頃はお笑い、ももクロ、乃木坂46も同時に追っていたので、いくら時間があるとはいえ、がっつりハロヲタをやれるような感じでもなかった。

ちなみに当時は私立恵比寿中学も好きだった。というのも、好きなお笑い芸人である流れ星が、私立恵比寿中学と「エビ中★グローバル化計画」(一旦終了して、後に「エビ中++」として復活)というテレビ番組を始めたのである。エビ中はももクロと同じスタダのグループだったのでメンバーも曲も少しは知っていた。でも、この番組を見始めて、メンバーや楽曲を覚えていって、番組のスペシャルライブに行ったりもしていた。

当時新メンバーとして見ていた小林歌穂ちゃんと中山莉子ちゃんが10年も在籍してることにびっくりした。かほりこのデビューシングルであるバタフライエフェクト、格好良くて好き。

また、詳細は割愛するが、この頃はお笑いと女性アイドルの他にも、ゲーム実況も好きで、特に最終兵器俺達を中心に実況動画も見ていた。本当に時間がありすぎている。
ゲーム実況は今も好きで、最俺メンバーの動画や、品行崩壊というニコニコ動画古参集団の動画をよく見ている。

これだけ趣味を謳歌できたのは、学生で時間があり余っていたこともあるだろうが、同じ趣味を持つ友人の存在も大きい。
同じ大学の同期で、ももクロが好きということで仲良くなった子がいた。話しているうちにお笑いも好きだと分かり、ヨシモト∞ホールという劇場で昔行われていた「AGE AGE LIVE」を2人共見ていたことで一気に仲良くなった。
それまでお笑いのことを話す友人はおらず、ももクロが好きなことも同じだったので、延々と趣味の話をしていた。お笑いライブも何度も一緒に見に行き、この友人がいたから、より趣味を楽しむことができたのだと思う。
ちなみに後にその友人がゲーム実況も好きで、見ている界隈も同じだったことが分かり、めっちゃびっくりした。どんだけ趣味の方向性一緒なんだよ。前世双子だったんか。