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私がハロヲタになるまでの全記録④

〜社会人:コロナ禍突入により、一切ライブに行けなくなる期〜

新型コロナウイルスの流行は、自分にとって本当に大打撃だった。もちろん誰にとってもそうだろうけど。
仕事柄、新型コロナウイルスに感染することは御法度だった。明示されていた訳じゃないけど、そういう雰囲気だった。だから長い期間感染対策を徹底して、何が何でも罹患しないよう生活していた。おかげで今の今まで新型コロナウイルスにかからずに済んでいる。
2020年1月に旅行で広島に行った後、次に県外に出かけたのは2022年11月だった。2年半以上、ずっと地元から出ずに生活していたことは、私の精神衛生に大きな影響を及ぼした。

半年に1回のペースとはいえ、ハロプロのライブに行って思いっきり楽しむことが私にとって大切な時間だった。ライブに行くことを楽しみに、日々の仕事をこなしていた。それが丸ごと奪われた。代わりに配信が普及して、ライブ映像などを以前より観れるようになったことは良かった。でも、私はやっぱり生でパフォーマンスを観るのが好きなのである。加えて、ライブに行く=地元から出ることを意味するので、たまにでも違う場所に出かけられるのはとても良い息抜きになっていた。

ライブどころか外出も制限する一方、新型コロナウイルスに付随する仕事が回ってきて、通常業務にプラスして対応しなければならなかった。仕事のストレスが溜まっていくのに、それを発散する機会がなく、次第に何もしたくないと考えるようになった。
結果的に私は心身のバランスを崩した。

その後、新型コロナウイルスは5類に移行し、感染に気をつける必要は変わらないものの、以前のような閉塞感はなく生活できるようになった。
そして紆余曲折あり、私は仕事を辞めて地元を出た。学生時代に住んでいた関東にまた戻って新しい仕事を始めた。

それからというもの、これまで溜まりに溜まった鬱憤を晴らすかのごとく、ハロプロのライブやイベントに行きまくっている。生でパフォーマンスを観れるのは、本当に元気をもらえる。多分、これが本来の自分でいられる生活なんだろうと実感している。

ただ、地元にはまたいつか帰りたいとも思っている。だから、いつまでも今のような生活を続けられるとも限らない。それでも、楽しめる時に思いっきり楽しみを謳歌できる人生を歩みたいと考えている。
そんな私にとって、ハロー!プロジェクトは生きるための活力を与えてくれる、大切な存在。これからもハロヲタとして楽しく生きていきたいと思う。