横浜ドリームランド②
神奈川県横浜市戸塚区俣野町字沖原700番地
2002.2.17
私たち猫キャットは、どこか無自覚に狂気のようなものを漂わせている夢の国に到着し、長蛇の列にうんざりしながら小雨の降りしきる園内を徘徊していました。横浜ドリームランド最終日。パレードの音や子供たちの叫び声が絶え間なしに聞こえてきます。
ひと気のない場所を二人で渡り歩くようにして、その最期の姿をカメラに収めていったのでした。
トップスピン
巨大なうす紫いろの重機のような乗物に ラズベリー色のライトが幻想的に輝く
2層式メリーゴーランド
ほとんどがハンドメイドのフランス製だったという
メガダンス
ただよう90年代色彩感覚
マイケル
なかなか全容がつかめないアトラクション
閉園直前の輝き
キッズコースター
\ ヤッホー /
超低速イモムシ型コースター イモムシの背に乗り草むら移動
リンゴの中を食いやぶり突き抜ける
園内の木も長い年月をかけリンゴを貫通
パラトルーパー
雨のなか座っていた黒い人影
サーキット2000
トタンのような屋根の下に子ども用サーキットがみっちり詰まって
渋滞中
キャラクターの優しく怪しげな表情
閉まっている売店 焼きそばコーナー
コートは少し小さかったが「安かったし黒いしカルダンだし」と、K子
お店をたたんだアイス屋さんの踏み台で
謎のオブジェが点々と枝に
チケット売り場はピンク色 巨大マッシュルーム
熊が運転するキノコ汽車 塗装がピカピカで作られてから日が浅そう
身長サバ読む子どもがいないか 保安官は見張る
ビックリハウス
簡素な引き戸が開くとラフなトレーナー姿の男性 奥の小部屋へと案内された
ひどく悪酔いし 私はこの直後カメラを地面に落とす
ゲームコーナー
リラックス
ロックンロール
ロックンロールの土台にはエアブラシで邪悪なヒッピーの亡霊のようなものが
髪の毛のかたまり よく見ると中央に老女のような横顔
1979年に設置されたそう
永遠に閉じ込められそうなレストラン前でドリちゃんとの記念撮影
出口付近の用途不明の空間 教会のバザーで10円で買ったブーツ
スリラー迷路館
猫キャットにとってパーフェクトな一枚
この女性二人はレストランのループにはまった自分たちだったかも
猫キャットひっそりおしゃべり
前回投稿した、おじさんがヘイヘイと叫ぶ中をぐるぐる回るアトラクション「ミュージックエクスプレス」は閉園後にクウェートに渡り、そこの遊園地で2017年の段階では現役稼働もしていることが下記のサイトからわかりました。ドイツのマック社の定番遊具であることも記載されています。70年代の忘れ去られた亡霊がスクラップにされていくという、どこかおきまりの陰湿なイメージよりも、現実の方が遥かにかっこよかったです。
↑こちらのサイトから沢山の情報を教えていただきました
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